

ワインを使った料理も奥が深い
2011-11-06

■隠し味に使うなら何でもいいが、メインで使うなら飲んでおいしいワインでないとダメ?
今回、イマイチだったワインで、牛すね肉の赤ワイン煮込み(写真)を作りました。このワインの私の評価は5点。でもまあ5点だから料理なら十分だろうと思ってたのですが、そうでもなかったですね。
使ったワインの量は500ml程度で、牛すね肉は阪急オアシスで塊でわけてもらった和牛の300g分です。ソース用の野菜はたまねぎとニンジン。セロリがなかったので、スパイスのセロリーシードを使用しました。
煮込む時にはキューブブイヨンと塩コショウ、多少のスパイスを使用し、トマトジュース200gも入れました。
このレベルでは酸味が勝っていて、味に丸みが足りないので、カシスジャムを足して味を調整する必要がありました。
ワインが美味しくなかったとき「料理にでも使うしかないな」なんて思うのですが、料理に使うのも結構難しいものですね。
■タンニンはすごさは初体験
塩コショウした牛肉を赤ワインに漬けて1日置いたのですが、密閉容器の蓋を開けた時、びっくりしました。
こんなに肉がタンニンで真っ黒になった経験は初めてです。今までもっと安ものの?ワインでしか作ったことがないので、こんなに真っ黒にはなったことがありません。
その色を見て、ちょっと期待したのですが、色だけだったみたい。
■甘みのためにはもっと玉ねぎを使うべきだった?
今思えば、もっとソースに使う玉ねぎの量を増やし、よく炒めて使えば甘みが補えたかと・・・。やはり生半可では美味しい料理は作れませんね。
使用するワインの味をみて、料理の作り方を変えられるようになったら一人前ですね。