

桜は風景に溶け込んでこそ、ワインは美味しい料理があってこそ
2018-04-03

皆さま、お花見に行きましたか? 私は3月28日(水)に家の周辺をドライブ花見して、お弁当を買って花見弁当を楽しみました。
それで感じたのは、桜の木が何十本、何百本と並んでいるのももちろん美しいのですが、やはり周囲の風景に溶け込んでいる姿が最も美しいということです。そのためには、周囲も美しくないとだめなんですよね。
例えば京都などで、寺院や神社の境内に咲く桜は、建築物や庭園の他の緑と調和して美しい。我が家の周辺も、御屋敷の庭に咲く桜が街並に調和していたり、山を背景に咲く桜が美しかったりするのです。
ワインもしかり。現実には日々、家庭の料理を食べながら「今日の料理もワインには合わないわ」と思いながら過ごしています。金曜日に久しぶりに牛タンをデパートで入手し(最近はスーパーなどでタンの塊を売っていません)、タンシチューを7人前作って、従妹の家におすそ分け、私も日曜日にいただきました。タンシチューなら赤ワインとぴったり合います。ただ私も日本人ですから、毎日欧風料理ではカロリーオーバーになってしまうし、もちろん日本料理でも力のある料理ならワインが美味しくいただけるのですが、いかんせん、ほうれん草のおひたしや、高野豆腐の煮物ではイマイチですね。