

古いワイン本の選別4 「ワイン学」
2013-07-11

「ワイン学」 ワイン学編集委員会編 1998年初版。
現在も販売されている模様。
この本の特徴を以下に箇条書きにします。
● 多数の学者が出筆して構成された、かなり科学的な本である。
● ワインの発生に始まり、ぶどうの栽培(ここは農学的な部分)、発酵(醸造学、化学的な部分)、生産、味わいなどが網羅されている。
● 写真やデータ、図などが豊富。
全体として、情緒性はないが、ワインがまずは農業であり、発酵の化学によってその結果としてのワインが誕生するのだから、ワインを知るには良い教科書である。
よって、この本は残しておくことにした。