
大勢への挑戦 カテゴリー:その他 2018-09-25 
ワインと関係のない話で、またまた恐縮です。
宇宙旅行を予約したので話題のZOZOタウンの前澤さん。ワイドショーなどでひとしきり彼の生き方や発言を扱っていましたね。それ以前に剛力彩芽さんと付き合っていることで話題になっていた時は、へーって感じでそれほど彼に関心は無かったんですが、宇宙話以来、実に羨ましい方だと思うようになりました。
何が羨ましいかって、もちろんお金持ちってこともありますが、自分の作った会社を、自分の思想で運営していらっしゃるところが最も羨ましいところです。企業のトップですから、当然マイワールドを創れるのですが、それでも何か少し上手くいかないと、世間の常識的な方に引っ張られるのが世の常。一つ間違えば巨額の報酬や、破格な買物に対して後ろ指を指されるところを、堂々とやってのけているのがすごいです。彩芽さんもこういう人と付き合ってしまうと、もうそんじょそこらの男ではあほらしくなるはずです。
自分自身を振り返ると、やはり年上の上司など上の方々の旧態依然とした考えや価値観を打ち破りたくても打ち破れないというジレンマにイーっとなりながら人生を送ってきた気がします。
そしてここへ来て貴乃花親方が廃業するとのニュースが飛び込んできました。何と悲しいことでしょうか。彼は大相撲の古い体質に対し、改革にチャレンジしていたのに、「廃業せざるを得ない有形無形の要請」を受けたとして本当に廃業することになってしまったようです。
実に前澤さんとは対称的です。置かれている場所が、伝統を背負った相撲界だけに、それを変えるのは各種の業界の中でも最も難しかったに違いありません。残念でなりません。

ワクワクするファッションのハイブランド カテゴリー:その他 2018-09-21 
ファスト・ファッションの台頭で、行き場を失った感が強かったファッションのハイブランドが、ここへ来てやっと息を吹き返したかに見える(ビジネス上の実績が伴っているかは未確認)。
数年前、単なる無地のセーターが、FFなら1900円、HBなら45000円なんてこともざらで、まあそりゃあ素材が違うとかはあるものの、ベーシックな無地のセーターならユニクロでいいじゃんと突っ込んだものだ。
去年・おととしくらいは、ならばと、HB側は新たなテキスタイルを開発し始めたわけだけど、ちょっとやり過ぎ感があって、普通の人が仕事で着られるような代物ではなかった。悪く言えばゲテモノ。
それが今年あたりから、各ブランドの個性の出し方が落ち着いてきたというか、流石はHBとわかるのに、ゲテモノではない本当のおしゃれ感を醸し出す素材開発やテキスタイル、味付けとするようになったと私は思う。ちなみに私はファッションの専門家ではないので悪しからず。
だから、ウインドウショッピングがとても楽しいし、日常にも着れそうで、ワクワクする。
ところでワイン。さて、ワインの有名ブランドはどうだろうか? ものによっては、5分の1くらいの値段で同等の味わいのワインが買えたりしていないだろうか? いや、していると思うのだ。
今の所名前だけで買ってくれる顧客がいるので危機感はないようだが、この状態がいつまで続くだろうか? 知っている人は「この程度の味なら2500円のアレで十分。」と思っているにちがいない。ワインだって値段相応の値打ちがないことには困る。

かつてここにも登場したイニエスタのワイン カテゴリー:その他 2018-07-26 
ヴィッセル神戸にあのスペインの至宝イニエスタが入団して、とても楽しみですね。一度はスタジアムへ見に行ってみたいと思います。
実は私、イニエスタ選手のプレイスタイルをあまり知らなくて、かつて地下鉄の駅に長く掲出されていたFCバルセロナの広告に写っていたイニエスタ選手のビジュアル的イメージしかなかったんです。それは決して良いイメージではなく、彼だけではないんですが、この広告に登場する選手全員がとても野獣的なビジュアルだったんですよ。
ところが、2018FIFAワールドカップでの彼のプレイを見て、そしていよいよ日本にやってきて報道される彼を見ると、とてもいいオジサン、ちょっとカワイイ感じなんですよね。まだ彼が出すパスとタイミングが合わなくて得点には結びついてないけど、これが好転してピタっと合う事を期待せずにはいられません。
さて、イニエスタ選手はワイナリーも保有しているとの情報。そういえばこのサイトにも一度登場したような・・・ということで調べてみたら、ワインの質的にはイマイチの評価でした。最近は変わってるかもしれないけどね。

2回目に飲むと評価が下がる カテゴリー:その他 2018-07-18 
というのは私の場合で、皆がそうだとは思わない。
ネットで「第一印象がいい、2回目」と入力して検索すると、『スリーセット理論』というのが沢山出てきた。
人は3回会うと、それ以降はほとんど評価が変わらないというもので、出てくる記事の内容はほとんどが男女の出会いの話である。
ワインの種類は多いから、同じ銘柄を何回も飲むとしたら、それは第一印象(1回目)によほど気に入った時になってしまう。
そして2回目、飲んで見ると、1回目ほどの感動が無いことが多い。しかし3回目は2回目とそう変わらない印象になることが多い。
こうなってしまうのは何故だろうと、ずっと悩んでいる。ヴィンテージによる出来が異なる場合は、必ずしもこの法則はあてはまらない。ただ、私が日常的に飲むような値段の安い比較的早いうちに消費するワインの場合は、こうなることが多いのだ。
ワインでなくて、料理やスイーツにしても同様のことがいえる。第一印象で「気に入った」と感じたとたんに、ドーパミンだか何だかのホルモンでも分泌されるのだろうか?
ついでなのでネットで「何故一目惚れするのか」と検索してみたら、沢山のお話が出てきた。男と女では一目惚れの仕方が違うとか。ただ男女の事はかなり動物的であり、ワインや食べ物の世界とは少し違うかと思う。でも何らかの刺激で好きと思ったら、やはりホルモンに作用するというから、ワインや食べ物だって最初に好きと思ったらホルモンに作用して、幸福感が増幅したりしているはずだ。
ワインの場合、特に私のように品定めをしなくちゃと思いながら味わう場合は、2回目になるとある意味冷静な状態で飲むことになる。1回目の何のしがらみもない白紙の状態とはちがって、2回目は前に飲んだ時に良かったけど、本当かしら?と疑っているのだ。無理に心を冷静に保とうとしている結果、よほどのことが無い限り、再度恍惚となるような状態にはなりにくいのだろう。

サッカー界にも中国マネー カテゴリー:その他 2018-07-12 
FIFAワールドカップの中継を見ていて、もちろんゲームを見ているわけだけれども、やはり場内の広告も目に入ってくる。
昔なら目立った日本企業の広告も、今大会では目に入って来ない。代って気になるのが中国系の広告。多分一番高いパートナーのレベルには「万达(ワンダー)」が名を連ね、次のスポンサーのレベルには「蒙牛(マンニュウ)」と「Hisense」が名を連ねている。
ちなみに、ヨーロッパの著名なサッカーチームも次々と中国企業がメインスポンサーになったり、パートナーになったりしているという。日本もかつて歩んできた道なので自然ななりゆきではあるものの、中国マネーが入ると価格が高騰するというのが困りものだ。
昨日の朝テレビを見ていたら、神戸の中国茶のお店が出てきて、「大紅袍(ダーホンパオ)」という銘茶の値段の高さにびっくりした。店主はおそらく神戸生まれの中国人で、商社マンから大紅袍がきっかけで脱サラしたとのこと。大紅袍がそれほど高いのは、香港のお金持ちが買いたいと言ったときに、中国政府が本当は売りたくなくてすごい高値をふっかけたのに、香港のお金持ちはさらっとその金額を出したので、相場が高くなってしまったらしい。値段の安い大紅袍は偽物と思って間違いない。その店では1杯4000円で飲ませている。
実は私、中国茶飲みなので、この店のことも以前から知っていたが、日常に飲む自分にとってはこの店のお茶は高すぎて外から見るのみの存在だ。ワインで言えば、グランヴァンしか扱っていないお店があるとしたら、そういうイメージ。
「金に糸目は付けない」にも程があるのが中国人で、彼らがからむとプレミアム価格がどんどんつりあがるからかなわない。ワインも彼らのおかげで途方もなく値上がりした詩、ろくなことはない。 |