
瓶も売れるロマネ・コンティと茅台酒 カテゴリー:ワイン以外のお酒 2018-03-13 
昨日書いた飲茶の席での話題。
私の従弟のT君は、自動車関係の仕事をしていて、よく重慶に出張するらしく、中国事情に詳しい。酒の話になって、「中国人はやはり白酒(バイジュー)だよね。」「紹興酒は浙江省(紹興市のある省)とかでは飲んでるけどね・・・」みたいな話の続きで、「白酒の中でも、茅台酒は別格なんだ。」という話になった。「空瓶が売れるんだ。」となった。
「あっ、それロマネ・コンティと同じだ。空瓶に偽物詰めて売るんでしょ!」
ちょっと調べてみたら、中国国内の販売サイトでも、茅台酒500ml入りが1本2万円強の値段。ワインの瓶の750mlに換算すると3万円強ということになる。なるほどだ。
あとT君の話では、「中国では必死でワインを造ろうとしてるけど、まだまだだね。」とのこと。チリだってどこだって、やはり力を入れ始めてから30年やそこらはかかるんだと思う。

ヤマザキを目指す外国人たち カテゴリー:ワイン以外のお酒 2017-04-06 
大阪駅はいつも外国人旅行客であふれている。特に今ごろの桜の時期は国籍の多様性も増し、加えて春休みの日本人観光客も多く、毎日がお祭りのようだ。
そんな中、困っている来訪者を目にして、時々私から声をかける事があるんだけれど、ここ1週間ほどで気が付いたのが「ヤマザキ」へ行こうとする外国人が大阪駅のプラットホームで困っているケースが結構あるということだ。
「ヤマザキ」、つまり、サントリーの山崎蒸留所が外国人の注目を集めているらしい。何でも2003年に『インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)』のウイスキー部門でサントリーの山崎が金賞を受賞したころから外国人が注目し始め、昨今のSNSコミュニケーションの効果もあって、どんどん山崎蒸留所への来訪者が増えているらしい。
大阪から山崎へ行こうとすると、大阪駅から快速に乗る必要がある。ある日、若い東南アジア系の男性3人連れがスマホ片手に京都行きのプラットホームで困っていた。「京都へ行くの?」と聞いたら、「YAMAZAKI」というので、私は困ってしまった。私は山崎へ行ったことが無い。確か、新快速は山崎には止まらないし、普通電車は高槻までしか行かないから、快速に乗るしかないはず。ところがその日は電車が遅れていて、電光掲示板に快速が表示されていない時間帯だった。それで彼らは困っていたワケだ。「Rapidに乗りなさい。S.Rapidはだめよ」と言ったけど、わかったかなあ?
その次の日も、ヨーロッパ系の若い男性が、その辺にいる人に「ヤマザキ? ヤマザキ?」と聞きまくっていた。
電光掲示板で英語表示される時間は2秒しかない。日本語表示は6~7秒くらいか? たった2秒で読み取れるわけがない。この件は以前からおかしいと思っていて、一度駅員さんにアドバイスしたが、無視された。
もう一つ、山崎事件で気が付いたのは、英語表示で快速=Rapid、各駅停車=Local、新快速=S.Rapidと表示される。この「S」は何のSなんだ? スーパーなのか、スペシャルなのか、シンなのか? 調べてきたら、スペシャルが正解だった。
大阪駅は、東京・京都・新大阪・関西空港などへ行く外国人は想定しているが、山崎は想定していないので、駅内の表示だけで外国人が山崎へ行くのはとても難しい。サントリーに言って、サントリーからJR西日本に圧力をかけてもらう必要がありそうだ。

えべっさん カテゴリー:ワイン以外のお酒 2017-01-10 
1月10日。今日は十日戎の日です。福男選びの神事が全国ネットで取り上げられるようになり、西宮戎も有名になりましたね。
西宮市には灘五郷のうち西宮郷と今津郷の二つがあります。そして、西宮神社から少し南東へ行ったあたりに、宮水の井戸が並んでいます。紹興市は西宮市の姉妹都市です。
先日美容院で他のお客さんと店のスタッフが話しているのを聞いていると、若い美容師さんは地方出身の方が多いのですが、お客さんから甲子園球場もえべっさんも西宮市にあると聞いて、それが大阪府ではなくて兵庫県だと聞き、知らなかった~と言っていました。そう、西宮には甲子園球場もあるのです。
さて、福男の神事は、夜中の12時にくじ引きが行われ、朝の6時の開門時に本番となります。くじ引きが終わってから6時まで、彼らはどうして過ごしているのかが気がかりです。今年の一番副になられた方は神奈川から来られたとのこと。かなり前から予定してホテルも予約しておられたのでしょうか?
今年の正月も我が家はワインがメインでしたが、念のため日本酒も用意しました。地元西宮の白鹿へ行って、しぼりたてのお酒を買ってきました。年末に買い出しに行った時は、沢山の人が奈良漬やお酒を買いに来ていました。酒処灘に住んでいる者の幸せを感じるところです。
白鹿の売店で売っているしぼりたてのお酒は、どうも味にバラツキがあるように思います。なんだかんだ言っても、発酵によって出来上がるわけですから、ばらつきがあって当たり前なんでしょうね。
(写真は、何も行事のない日の西宮神社です。)

地産地消(日本酒の話) カテゴリー:ワイン以外のお酒 2012-02-27 
また日本酒の話で恐縮です。
今年ほど日本酒を飲まなかった年もありません。
何だか重いし甘い。
でも、鍋などする時はやっぱり日本酒かなあと思い、買っては見るのですが、反省ばかりです。
ちなみに、私は1升瓶なら2000円以下、4合瓶なら1000円以下の日本酒をなるべく買うようにしています。高くて旨いのはあたりまえでないといけないし、日常のものですから、そんなに高いものばかり買っていたのでは、お財布が持ちませんからね。
■灘に住む者としてはやはり灘の酒が
今シーズン、結論としては、蔵元でしぼりたての酒を買うのが一番と思うようになりました。
せっかく酒どころ灘に住んでいるのですから、そのメリットを存分に活用すべきだなあと。
遠くフランスやイタリアでできたワインを飲んでいる人間がこんなことを言うと誠に矛盾しているのですが、酒にせよ食べ物にせよ、基本は地産地消がいいのだと思います。
経済的にも高い輸送コストをかけなくていいし、その土地の水や気候に合ったものは旨いし、良好な状態で口にすることができるわけですから。
■白鹿 寒しぼり
一昨日購入した「白鹿 寒しぼり 吟醸生原酒」。するすると飲んでしまいました。この時期しか売っていない限定品です。1260円
他にも、白鹿クラシックスというレストランや売店のある場所で年中売られている「しぼりたて原酒」が私のお気に入りです。

にごり酒 カテゴリー:ワイン以外のお酒 2011-12-20 
また、たまには日本酒の話・・・。
ということで、これは菊水酒造の「五郎八」という名のにごり酒です。にごり酒は<リキュール>の分類になるのですね。
今、韓国パワーがすごくて、マッコリの販促に躍起になっているようですが、マッコリとにごり酒は私にとっては同じようなノリです。
甘みがあって飲みやすいのでスルスルとのんでしまいますねえ。
にごり酒なんて邪道だという意見の方もいらっしゃるようですが、私は結構好きです。以前はよく甕に入ったにごり酒を買っていたのですが、甕がたまり過ぎて、捨てるにも忍びなく、最近は買わなくなりました。
日本酒のことはとんと詳しくないのですが、おそらく、おそらくですよ! にごり酒は鮮度が命だと思います。
百貨店やお酒のディスカウントストアで年末に売り出されるので、いわゆる特陳されているのを見つけたらそれを買うのがいいでしょう。 |