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思えばロシア産シャンパーニュの頃から・・・

2022-03-15

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2021年7月に、ロシアではロシア産のスパークリングワインしかシャンパーニュを名乗ってはいけないという法律が成立した。

今思えば、この頃からロシアはおかしくなっていたのではないかと感じる。

この法律は、EUに対して喧嘩を売っているようなもので、我々はEUではないのだから、どんな法律を決めようとほっといてくれ!! ということなのだろう。
EUでは原産地呼称証明という考え方で統一されたが、それ以前の各国のルールも依然として強く残っている。しかし、EUという枠組みのおかげにプラスして、醸造技術・機器の浸透によって、EU域内のワインのクオリティは格段に向上したと感じる。

一方、旧ソ連から独立したいくつかの国や東欧諸国では、それまで主要な販売先が現ロシアの地域だったものが、西側諸国へと販路を広げる事になった。

私が認知しているのはワインの事だけだけれど、恐らく他の分野でも同様の事が起こっているに違いない。それを目にしたロシアは絶対に面白くないはずだ。かく言うロシアだってEUにエネルギーやら何やらを売って外貨を稼いでいるのだからお互い様のはずなんだけどね。

ロシアは世界最大の国土面積を有しながらGDPは韓国にも負けている(2021年)。それはP大統領にとって許しがたい事実だろう。

スポーツや芸術分野であれだけ高いクオリティを持つロシア。資源も豊富。サイバー攻撃は負の用途だけれど、デジタルの世界でその技術をプラスの方向に展開すれば世界をリードすることも出来そうなものを、と考えるのは素人考えなのだろうか?

日本人の私からすれば、ズルをして勝っても後味が悪いだけと感じる価値観を、角度を変えて単なる甘ちゃんとしたいようだが、地球全体としてこの先どうなって行くのだろうか。




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