
3000円のランチが相応しくない店 CATEGORY:レストラン/ワインバー 2021-12-15 
コロナも落ち着き、友人との飲み会を再開している。昨日は某会員制リゾートにあるビジターも受け入れているレストランに行ってみた。
事前に予約していたのは3000円のランチコース。最初、ワインリストはタブレットで提供された。そこに紹介されていたのはすべてがグラスワインの価格で、すごく高価格である。ぶっちゃけ帝国ホテルよりも高い。
ボトルのリストは無いのかと聞くと、別の紙のワインリストが出て来た。こっちもかなり高額なものが多くて、はっきり言って3000円のランチに相応しいワインはリストに入っていない。
結局、イタリアワインの白と赤の2本を注文した。1人当たり料理の価格の倍のワイン代になってしまった。
料理のグレードに合った品ぞろえをしてよ! と文句たらたらだった私だが、冷静に考えると、そもそもこの会員制クラブは3000円のコースを出すようなグレードではないのに、無理して3000円のランチコースを地元の有閑マダム向けに出しているんだなあと思った。無論、私たちはこの店に相応しい客ではなかったのだと。
数千万も払って会員になるような人が顧客なら、ワインリストに載っている価格帯も妥当と言わざるを得ない。会員権は完売とのことなので、お金持ちは多いんだなあと感心する。
ただ、サービスの方はそのグレードの人々に相応しいとは言い難いものだった。まず、注文したワインを間違えてサービスしようとしたこと。2番目に、白と赤を最初から同時につごうとしたこと。こんな事は今までに経験したことが無い。
お料理の方は申し分なく美味しかったのだけれど・・・。

料理の新時代は? CATEGORY:レストラン/ワインバー 2021-10-12 
緊急時代宣言も解除になり、やっと外でお酒が楽しめるようになった。そこで先日友人と中華とフレンチのフュージョンを標榜する神戸北野坂の「Varies」に行ってみた。
スタイリッシュな中華の店でと思って初めて利用したのだけれど、なるほどおしゃれなインテリアに食器も盛り付けもスタイリッシュだった。料理はとても難解で、表現するのが難しい。ほとんど中華っぽさはなくて、かといってフレンチでもなく、ナスのシャーベットをかけるとか、目の前でキノコを炙るとか、演出はかなりのもの。
10年ほど前に話題になったエル・ブジなどの影響も受けているのか? ただ、手放しで美味しい!!という料理ではなくて、すべてが初めての味わいである。古くからの味わいに縛られてはいけないと自分に言い聞かせつつも、はたしてこれが新しさであり、正解あるいは結論なのだろかと悩んだ。
かつてヌーベルキュイジーヌが流行り始めたころ、未完成かな?と思われる料理も多かった。今回のものもまだ完成形ではないような気がした。

ワインバーのあるフードコートのその後 CATEGORY:レストラン/ワインバー 2019-11-27 
ワインバーのあるフードコートについて書いたのは今年の2月の事だった。オープンしたのは昨年の10月。
そして、一昨日、私はこのフードコートに会社帰りに立ち寄った。目的はコーヒーロボットだった。まさかと思ったが、悪い予想は的中。件のワインバーにそのロボットは設置されていた。
やはり、駅のフードコートでのワインバーは難しかったようだ。しかも、ワインバーだけでなく、夕食時と言うのに、フードコート全体に白け鳥が飛んでいた。多分、週末の昼ならこんな事は無かったと思う。
ベッドタウン西宮市と言う立地は、ここまで返って来たら家でご飯を食べるという文化なのかもしれない。たとえ家でご飯を作らないとしても、単身者などはコンビニ等で出来たものを買って家で食べるのかなあ?
月曜日というのも一つの要因だったかも。これが金曜なら少しは違っていたかも知れないので、機会があったら金曜日にのぞいてみよう。
「結局は顧客が元々持っているニーズにすり寄るのが一番楽」というのはビジネスの基本なんだろう。「新しくニーズを創り出す」にはすごいエネルギーがかかる。ただ、既にあるものに頼っているだけでは、マーケットは広がらない。この辺がビジネスのジレンマ。ショッピングモールなどの飲食街やフードコートも何処へ行っても同じような面子に収束して行っている。
そういえば先日、立て替えが済んだ心斎橋大丸地下のフードコートにも、偶然立ち寄ることになった。まだ新装開店から月日が経っていないし、土曜日だったので、大変な混みようだった中、誰にも相手にされていないフカヒレラーメンの店があったのが少し心配だった。あのままだとその店は撤退せざるを得ないだろう。
本当に商売は難しい。

雨宿りにワインの幸せ CATEGORY:レストラン/ワインバー 2019-07-12 
昨夜(2019年7月11日)帰宅時に駅を降りると、豪雨でした。まあ傘は持っていたのですが、この豪雨の中を歩くと体中びしゃびしゃになるのは目に見えていたので、雨宿りをすることに。
駅前の短いアーケードの途中にあるカジュアルなイタリアンに入って雨宿りをしました。
駅と言うのは阪神電車の打出駅。各駅停車しか停まらない小さい駅ですが、こんな場所でもちょこっとワインを1杯ひっかけて、それなりのワインのお供を食べられるのは幸せです。
赤のグラスワインはイマイチでしたが、前菜三種盛り合わせは量もたっぷりで、まあ許せるかなって感じ。たまには雨宿りもいいですね。

昼から立ち飲み&朝シャン CATEGORY:レストラン/ワインバー 2019-03-15 
普段と異なる行動をするといろいろ発見があるものだ。
今日は午前中から神戸に用事があって行った。用もランチも済ませて三宮センター街3丁目を歩くと、見た事のない店に遭遇。それが立ち飲みスタイルの「楽酒」だった。
昼から立ち飲み?? 結構流行っている。そして「朝シャン」の看板。
私のワイン仲間の間で、かなり昔に「朝シャン」という言葉が流行っていた。朝からシャンパン、略して朝シャンである。
おそらくバブルの頃だったと記憶するが、シャンパン・ブランチなるものが流行った時がある。その頃だったと思う。でも、看板に書いてあるのはスパークリングワインなので、厳密には朝シャンではないよね。
|