
書籍「土とワイン」 CATEGORY:本・テレビ 2021-01-27 
久々に本を読んでいる。「土とワイン」アリス・ファイアリング他著。
私が以前から興味を持っている土とワインの関係をテーマとした内容で、これは読まなくてはと思って即購入した。
火成岩・堆積岩・変成岩という三大分類にそって述べられていて、著者は火成岩の土地でできるワインがお好きなようだ。私もシチリアのワインが好きだったりするので、同類かも知れない。
この本の面白い所は、ざっくり言うと、ボージョレーはマルで、ボルドーはバツというところ。あくまでざっくりなので、誤解のないように願いたい。
この方が書いておられる事が正解かどうかは、推奨されている作り手のワインを飲んでみないと何とも言えないが、そこそこいいお値段のものが多いので、ぼちぼちチャレンジしたいと思う。

ワインと健康は鶏と卵の関係か? CATEGORY:本・テレビ 2019-06-06 
今日の朝日新聞デジタルに「ワイン好む高齢者、認知機能高い?」という記事が掲載されていた。
https://www.asahi.com/articles/ASM645QN9M64ULBJ012.html?iref=comtop_list_nat_f02
ワインと認知機能に直接的な因果関係があるかどうかは未だ不明とのこと。というのも、ワインを飲む人が元々健康意識が高くて、ワイン以外の健康行動をあわせて実践している可能性もあるし、実際にはもっと複雑な構造が予測されるからとのこと。
調査対象者1217人中、ワインを飲む習慣のある人は67人だったというから、わずか5.5%である。
そもそもワインを日常的に飲むには、ただ何となくでは飲めないという事実を、ワイン飲みの人ならわかっているはず。「ぼーっと生きて」いたら日本ではワインなんて飲めないから、その時点で認知機能が人一倍しっかりしているんじゃないの? うーん、もしかしたら鶏と卵の世界か?

『ワインの世界史 ~海を渡ったワインの秘密~』を読んでいる CATEGORY:本・テレビ 2019-02-19 
久しぶりの読書である。
『ワインの世界史 ~海を渡ったワインの秘密~』ジャン・ロベール・ピット著、幸田礼雅訳。
現在半分まで読んだところ。正直に言って、私の感性にはフィットしない本だ。半分まで来たところで、当然紀元前から始まって、やっとローマ帝国の拡大にさしかかったところ。
旧石器時代等は当然発掘調査によって得られた情報であり、その後は神話の世界となる。特に神話的な部分は実態をいくらかは反映していたとしても、作り話なので、もうひとつピンと来ない。
2017年から『中国飲食文化史』なる本を中国語を訳しながら読んでいるが、こっちの方が数段面白い。ワインと中国料理、どっちに自分自身が強い興味を持つかと言えば、当然ワインなのに、本は中国料理の方が面白い。
選択を間違ったか?

ダウントン・アビー CATEGORY:本・テレビ 2019-01-04 
年末年始にかけて、amazonプライムビデオでダウントン・アビーを見た。NHKで放送されていた時にも見ていたのだが、抜けた回もあったようで、2回目なのに楽しく視聴できた。
ご存知の通り、このドラマは1900年代初頭のイギリスの貴族をめぐるストーリーで、王制から民主的な世の中へと変わろうとする時代、貴族が領地や館を守る大変さや、時代の変化の中で新しい生き方を模索する従者たちの思いなどが描かれている。
ちゃんと服装を正して晩餐に臨む家族や招待客、フルコースでサービスされるディナー、そしてワインも登場する。
具体的なワインの銘柄がセリフとなって登場するのは、マルゴーとかヴーヴクリコくらいだけれど、大切なお客を接待する時は当主自らワインを選んだりしていて、やはりイギリスが偉大なワインの買い手としてワイン市場を作って来たんだなあと思わせるものだった。
ウイスキーはもっぱら食後や、クサクサした時にあおるという形で登場し、貴族たちの晩餐の主役はワインという描かれ方をしている。

タブレット片手にワインを買いに行くの巻 CATEGORY:本・テレビ 2017-06-08 
この前ご紹介したdマガジンをタブレットで見ながら車内で過ごしました。今日はワイン王国の最新号で、シャンパーニュ特集です。
電車を降りて、百貨店の食品売り場を歩いている時、ふとさっき見たシャンパーニュが売ってたら買おうと思いつきました。シャンパーニュが並んでいる場所で見ていたら、お店の人から声をかけられたので、えーっと、さっき見た・・・と言って鞄の中からタブレットを取り出し、ページをめくって「コレです」とお見せしたわけです。
・・・実に明快だ。これならお店の人もすぐに探せるじゃん!!・・・(これは私の心のつぶやき)
よくドラッグストアで外国人の方がスマホ片手に商品を探しているのと同じです。案内所でスマホを見せて「ここへ行きたい」と意志表示している人もいますよね。
私が興味を持ったのはサヴァール・ルーヴェルチュールで、かなり個性的と書いてあったし値段もそれほど高くないものです。
スタッフの方は探してくれましたが、残念ながら入っていませんでした。その方曰く、そこ(ワイン王国)に載っている他の商品ならありますが・・・とのことですが、載ってたら何でもいいというものではないし、第一、1本15000円以上するような商品が沢山載っているのです。3万円台のも、もっとするのも載っている。
シャンパーニュというだけでプレミアム価格であることが、シャンパーニュ最大の問題? 明石の鯛や関サバみたいなもんだから仕方がないのでしょうね。
もちろん世の中にはお金持ちもいらっしゃるので、1本ン万円にもニーズはあるのでしょうが、この雑誌に掲載されているものは少し高いものに偏り過ぎのような気がします。2つ前の号はバローロ、バルバレスコ特集ですが、それでもン万円のがいっぱい。さぞや美味しいのだと思いますが本当に値段にふさわしい美味しさかどうか??
実際レストランで食事していても、となりのテーブルでそんなに高価なワインを飲んでいるのに出会う事はめったにないし、高価なワインを沢山掲載することに意味があるのでしょうか?
とか思いつつ、不通に買えば1600円もする雑誌だけでなく、こんなに沢山の雑誌を月400円で読ませてもらってもいいのかしら? いつまで続くかしら? と思いつつ、タブレットライフをしている今日この頃です。 |