
ここではワイン・・と言われて CATEGORY:その他 2019-01-07 
皆さま、お正月3ヶ日はいかがでしたか? お仕事は今日からという方も多いのではないかと思います。
さて、我が家のお正月は元旦に家族が集まり、恒例のパーティでした。色んな人がいるからと、一応、ビールやウイスキー、日本酒も準備していたのですが、結局終始ワインで終わりました。
「やっぱりここではワイン。」と言ってくれたのは少し嬉しかったですね。1本2000円前後のそれほど上等ではないワインばかりでしたが、ご満足いただけたようです。泡・白・赤を飲みました。
ちなみにお正月恒例のプログラムは、まず上生菓子(写真は去年のです。)を抹茶とともにいただき、その他のお茶菓子をつまみながら談笑し、花札などのゲームをして、夕食となります。メニューは、お節のお重に、フレンチのお重、その他の料理(今年は中華風のクラゲの酢の物、生ハム、りんごの入ったきんとん)と、鍋料理(今年はブイヤベース)でした。
デザートは、温州ミカンのコンポートとバニラアイス、そして珈琲。

ダウントン・アビー CATEGORY:本・テレビ 2019-01-04 
年末年始にかけて、amazonプライムビデオでダウントン・アビーを見た。NHKで放送されていた時にも見ていたのだが、抜けた回もあったようで、2回目なのに楽しく視聴できた。
ご存知の通り、このドラマは1900年代初頭のイギリスの貴族をめぐるストーリーで、王制から民主的な世の中へと変わろうとする時代、貴族が領地や館を守る大変さや、時代の変化の中で新しい生き方を模索する従者たちの思いなどが描かれている。
ちゃんと服装を正して晩餐に臨む家族や招待客、フルコースでサービスされるディナー、そしてワインも登場する。
具体的なワインの銘柄がセリフとなって登場するのは、マルゴーとかヴーヴクリコくらいだけれど、大切なお客を接待する時は当主自らワインを選んだりしていて、やはりイギリスが偉大なワインの買い手としてワイン市場を作って来たんだなあと思わせるものだった。
ウイスキーはもっぱら食後や、クサクサした時にあおるという形で登場し、貴族たちの晩餐の主役はワインという描かれ方をしている。

どの国のワインがお得? CATEGORY:データ分析 2018-12-13 
Wistoryでは、10点満点のいわゆる「ポイント」と、そのポイントを元に価格的な妥当性を算出した「ヴァリューポイント」の2種類でランキングを表示している。
2011年夏に始めてから約7年と数カ月間に登録されたレビューを元に、国別に2つのポイントによる散布図を作成してみた。但し、投稿の少なかったイギリス、ハンガリー、カナダなど6ヵ国は除いている。
このグラフを見ると、アルゼンチン、ポルトガル、南アフリカといったところは、値段に関係のない「ポイント」(横軸)でも平均的に高い評価になっていて、なおかつ、お買い得感を示す「ヴァリューポイント」も高いことが分かる。
一方、最悪だったのが日本で、どちらのポイントも低い。
フランスやイタリアは、投稿の数も多いので玉石混交と言う事もあるが、特にフランスはお買い得感を示す「ヴァリューポイントが日本の次に低い。とはいえ、ヴァリューポイントは100点ならば値段に対して妥当という設定になっているので、フランスもギリギリ100点を越えているので相対的には悪くても絶対的には許容できるレベルということができる。
以前にも書いたが、試飲等のフィルターを経て購入したかどうかで、ヴァリューポイントは大きく違ってくるので、国によってフィルター度に違いがあり、その影響が出ている可能性もある。
(2018年12月7日現在までの集計による)。

最早、絶滅危惧種か? 上生菓子 CATEGORY:その他 2018-11-28 
この内容を書き始めてからもう何日も過ぎています。実はサーバの引っ越し作業に伴うプログラム修正が原因で、なかなかアップできないのです。詳しくはまた。
上生菓子が絶滅危惧って? とお思いかも知れませんが、本当です。
例えば大阪梅田の3つの百貨店では、各店1ブランドしか上生菓子を置いていません。それらのブランドなら普段置いていない店舗でも注文すれば作ってくれるとのこと。でも少なすぎませんか? あれだけ沢山の洋菓子ブランドが生菓子を売っているというのに。
また、家の近くでは後継者がいないという理由で、和菓子店が次々と閉店してしまいました。その結果、歩いて10分以内のところで上生菓子は買えません。おそらく、都市化が進んでいない地域の方が和菓子屋さんが残っているのではないかと思われます。
先日、少し足を延ばして、まだ上生菓子を何種類も扱っている和菓子屋さんで購入してきたら、抹茶でも点てようかという気分になりました。そういうもんじゃないでしょうか??
もうワインなんか追いかけている場合じゃない。上生菓子と言う日本の文化を守らないと。和菓子屋さんはもっと美味しいお菓子を買ってもらえるように働きかけてほしいし、お茶屋さんにも頑張ってほしい。
最早、家庭内でお茶すら淹れないおうちも増えていますよ。こんなでいいんでしょうか??

ワインの販売シェア日本一もイオン CATEGORY:ワインショップ 2018-11-12 
日本の小売業で年間8.3兆円を売り上げて日本一なのがイオン。そして、ワインの販売シェアも日本一(2017年1月に同社が公表)。当然と言えば当然かも知れないが、家庭用ワインの20%がイオンで売れているという。
残念ながら家の近所にはイオンがないので、めったにイオンのお酒売り場を見ることが無い私だが、以前某イオン店舗に別件でリサーチに行った際、酒売り場を見て結構びっくりした。というか、カテゴリーキラーと呼ばれる各分野の専門チェーン(例えば、酒類なら「やまや」とか、ドラッグストアなら「マツモトキヨシ」)に対抗して、彼らには負けないぞ!という戦略をとっているのだ。それは総合小売業として勝つために必要なことだ。
その時の記憶をたどってみると、確かロゼワインの品ぞろえの良さが目立ったような気がする。価格的に安くて、日本の日常の食生活にフィットしたロゼを揃えるというのは正解だと思う(以前からすき焼きにはロゼが合うと私は主張している)。
イオンでは、リカーアドバイザーの育成にも力を入れていて、彼らが選んだ「イオンワインアワード」なる催しも行っており、単に沢山並べて大量に売ればいいというレベルではないことがわかる。イオンのように身近な小売店が独自にワイン売り場を充実させてくれることは、消費者にとっても喜ばしい。そこまでできないスーパーチェーンは、どうしてもインポーターに依存しがちになってしまうからね!
写真はイオングループに入っているコーヨー(KOHYO)で見かけた「イニエスタ」保有のワイナリーのワイン。ここは中規模の食品スーパーだが、ワインの棚が何と8個も並んでいる。 |