
ワクワクするファッションのハイブランド CATEGORY:その他 2018-09-21 
ファスト・ファッションの台頭で、行き場を失った感が強かったファッションのハイブランドが、ここへ来てやっと息を吹き返したかに見える(ビジネス上の実績が伴っているかは未確認)。
数年前、単なる無地のセーターが、FFなら1900円、HBなら45000円なんてこともざらで、まあそりゃあ素材が違うとかはあるものの、ベーシックな無地のセーターならユニクロでいいじゃんと突っ込んだものだ。
去年・おととしくらいは、ならばと、HB側は新たなテキスタイルを開発し始めたわけだけど、ちょっとやり過ぎ感があって、普通の人が仕事で着られるような代物ではなかった。悪く言えばゲテモノ。
それが今年あたりから、各ブランドの個性の出し方が落ち着いてきたというか、流石はHBとわかるのに、ゲテモノではない本当のおしゃれ感を醸し出す素材開発やテキスタイル、味付けとするようになったと私は思う。ちなみに私はファッションの専門家ではないので悪しからず。
だから、ウインドウショッピングがとても楽しいし、日常にも着れそうで、ワクワクする。
ところでワイン。さて、ワインの有名ブランドはどうだろうか? ものによっては、5分の1くらいの値段で同等の味わいのワインが買えたりしていないだろうか? いや、していると思うのだ。
今の所名前だけで買ってくれる顧客がいるので危機感はないようだが、この状態がいつまで続くだろうか? 知っている人は「この程度の味なら2500円のアレで十分。」と思っているにちがいない。ワインだって値段相応の値打ちがないことには困る。

ウォッシュタイプのチーズが・・・ CATEGORY:ワインと料理 2018-08-21 
クアトロフロマッジオのパスタが食べたいと思い、4種類のチーズを買い集めようとしたら、ウォッシュタイプのチーズが手に入らない。どういうこと?
軽~いウォッシュタイプなら百貨店やスーパーで売っているのだが、本当によく熟成したタレッジオとかマンステールが見当たらないのだ。要は売れないんだと思う。
それにしても、かつては素晴らしい品ぞろえだった阪急百貨店梅田本店も、最近は品揃えがイマイチである。思いあまってというか、ついでもあったので、六甲道近くのチーズ専門店「アンジョリーノ」へ行こうとしたんだけど、車が停められなくて断念。この前行った時も近くのコインパーキングが1台分だけあいていたので何とかいけたのだが・・・。
日本のチーズ文化はなかなか進歩しない。何度も、また多くの経営者がチャレンジしては失敗したのを見てきた。ようやくカマンベールとかブリーなどは定着してきたし、グリエールやマリボー、ミモレットあたりはどこでも手に入るんだけど、これらはあまりクセのないものばかり。
ワインのすそ野がかなり広がってきたのだから、チーズももっと広がって欲しい。そうそう、オリーブの量り売りも梅田ではなくなってしまった。これも残念。
(9月14日 追記)
つい4~5日前から、丁度いい加減のウォッシュタイプのチーズがどの店にも並ぶようになった。多分エポワスだと思う。荷が着いたのかも。

BBRはいいかも CATEGORY:ワインショップ 2018-08-16 
BBR(ベリー・ブラザーズ&ラッド)はイギリス最古のワイン&スピリッツ商で、英国王室ご用達なのだそうだ。
私が最初にBBRと出会ったのは、エビスタという阪神西宮駅にある阪神百貨店の食品売り場で、確か同社オリジナルの赤ワインを買ったときだと思う。そのワインがまあまあお得だったので印象に残っていた。
何と言っても、ここの良さは、多くの日本のインポーターが扱っていないイギリス・ルートのワインが買えることだ。イギリスのワイン貿易の歴史は当然日本の比ではなく、昔最も隆盛を誇った大英帝国がその富にまかせていいワインを買い集めたという歴史が物を言う世界なのだと思う。紅茶なんかもいまだにその相場を牛耳っているのはイギリスだし・・・。
最近徐々に日本にもいいものが入り始めた南アフリカのワインなんかも、イギリスのワイン商が本当に美味しくてお得なものをバッチリおさえてしまっている。
BBRの日本のネット販売サイトもあるので利用して見たら、試飲もせずに買っている割にはハズレが無い。まだ十分に活用できていないので断言はできないけれど、試してみる価値はあると思う。

かつてここにも登場したイニエスタのワイン CATEGORY:その他 2018-07-26 
ヴィッセル神戸にあのスペインの至宝イニエスタが入団して、とても楽しみですね。一度はスタジアムへ見に行ってみたいと思います。
実は私、イニエスタ選手のプレイスタイルをあまり知らなくて、かつて地下鉄の駅に長く掲出されていたFCバルセロナの広告に写っていたイニエスタ選手のビジュアル的イメージしかなかったんです。それは決して良いイメージではなく、彼だけではないんですが、この広告に登場する選手全員がとても野獣的なビジュアルだったんですよ。
ところが、2018FIFAワールドカップでの彼のプレイを見て、そしていよいよ日本にやってきて報道される彼を見ると、とてもいいオジサン、ちょっとカワイイ感じなんですよね。まだ彼が出すパスとタイミングが合わなくて得点には結びついてないけど、これが好転してピタっと合う事を期待せずにはいられません。
さて、イニエスタ選手はワイナリーも保有しているとの情報。そういえばこのサイトにも一度登場したような・・・ということで調べてみたら、ワインの質的にはイマイチの評価でした。最近は変わってるかもしれないけどね。

2回目に飲むと評価が下がる CATEGORY:その他 2018-07-18 
というのは私の場合で、皆がそうだとは思わない。
ネットで「第一印象がいい、2回目」と入力して検索すると、『スリーセット理論』というのが沢山出てきた。
人は3回会うと、それ以降はほとんど評価が変わらないというもので、出てくる記事の内容はほとんどが男女の出会いの話である。
ワインの種類は多いから、同じ銘柄を何回も飲むとしたら、それは第一印象(1回目)によほど気に入った時になってしまう。
そして2回目、飲んで見ると、1回目ほどの感動が無いことが多い。しかし3回目は2回目とそう変わらない印象になることが多い。
こうなってしまうのは何故だろうと、ずっと悩んでいる。ヴィンテージによる出来が異なる場合は、必ずしもこの法則はあてはまらない。ただ、私が日常的に飲むような値段の安い比較的早いうちに消費するワインの場合は、こうなることが多いのだ。
ワインでなくて、料理やスイーツにしても同様のことがいえる。第一印象で「気に入った」と感じたとたんに、ドーパミンだか何だかのホルモンでも分泌されるのだろうか?
ついでなのでネットで「何故一目惚れするのか」と検索してみたら、沢山のお話が出てきた。男と女では一目惚れの仕方が違うとか。ただ男女の事はかなり動物的であり、ワインや食べ物の世界とは少し違うかと思う。でも何らかの刺激で好きと思ったら、やはりホルモンに作用するというから、ワインや食べ物だって最初に好きと思ったらホルモンに作用して、幸福感が増幅したりしているはずだ。
ワインの場合、特に私のように品定めをしなくちゃと思いながら味わう場合は、2回目になるとある意味冷静な状態で飲むことになる。1回目の何のしがらみもない白紙の状態とはちがって、2回目は前に飲んだ時に良かったけど、本当かしら?と疑っているのだ。無理に心を冷静に保とうとしている結果、よほどのことが無い限り、再度恍惚となるような状態にはなりにくいのだろう。 |