
ウォッシュタイプのチーズが・・・ カテゴリー:ワインと料理 2018-08-21 
クアトロフロマッジオのパスタが食べたいと思い、4種類のチーズを買い集めようとしたら、ウォッシュタイプのチーズが手に入らない。どういうこと?
軽~いウォッシュタイプなら百貨店やスーパーで売っているのだが、本当によく熟成したタレッジオとかマンステールが見当たらないのだ。要は売れないんだと思う。
それにしても、かつては素晴らしい品ぞろえだった阪急百貨店梅田本店も、最近は品揃えがイマイチである。思いあまってというか、ついでもあったので、六甲道近くのチーズ専門店「アンジョリーノ」へ行こうとしたんだけど、車が停められなくて断念。この前行った時も近くのコインパーキングが1台分だけあいていたので何とかいけたのだが・・・。
日本のチーズ文化はなかなか進歩しない。何度も、また多くの経営者がチャレンジしては失敗したのを見てきた。ようやくカマンベールとかブリーなどは定着してきたし、グリエールやマリボー、ミモレットあたりはどこでも手に入るんだけど、これらはあまりクセのないものばかり。
ワインのすそ野がかなり広がってきたのだから、チーズももっと広がって欲しい。そうそう、オリーブの量り売りも梅田ではなくなってしまった。これも残念。
(9月14日 追記)
つい4~5日前から、丁度いい加減のウォッシュタイプのチーズがどの店にも並ぶようになった。多分エポワスだと思う。荷が着いたのかも。

BBRはいいかも カテゴリー:ワインショップ 2018-08-16 
BBR(ベリー・ブラザーズ&ラッド)はイギリス最古のワイン&スピリッツ商で、英国王室ご用達なのだそうだ。
私が最初にBBRと出会ったのは、エビスタという阪神西宮駅にある阪神百貨店の食品売り場で、確か同社オリジナルの赤ワインを買ったときだと思う。そのワインがまあまあお得だったので印象に残っていた。
何と言っても、ここの良さは、多くの日本のインポーターが扱っていないイギリス・ルートのワインが買えることだ。イギリスのワイン貿易の歴史は当然日本の比ではなく、昔最も隆盛を誇った大英帝国がその富にまかせていいワインを買い集めたという歴史が物を言う世界なのだと思う。紅茶なんかもいまだにその相場を牛耳っているのはイギリスだし・・・。
最近徐々に日本にもいいものが入り始めた南アフリカのワインなんかも、イギリスのワイン商が本当に美味しくてお得なものをバッチリおさえてしまっている。
BBRの日本のネット販売サイトもあるので利用して見たら、試飲もせずに買っている割にはハズレが無い。まだ十分に活用できていないので断言はできないけれど、試してみる価値はあると思う。

かつてここにも登場したイニエスタのワイン カテゴリー:その他 2018-07-26 
ヴィッセル神戸にあのスペインの至宝イニエスタが入団して、とても楽しみですね。一度はスタジアムへ見に行ってみたいと思います。
実は私、イニエスタ選手のプレイスタイルをあまり知らなくて、かつて地下鉄の駅に長く掲出されていたFCバルセロナの広告に写っていたイニエスタ選手のビジュアル的イメージしかなかったんです。それは決して良いイメージではなく、彼だけではないんですが、この広告に登場する選手全員がとても野獣的なビジュアルだったんですよ。
ところが、2018FIFAワールドカップでの彼のプレイを見て、そしていよいよ日本にやってきて報道される彼を見ると、とてもいいオジサン、ちょっとカワイイ感じなんですよね。まだ彼が出すパスとタイミングが合わなくて得点には結びついてないけど、これが好転してピタっと合う事を期待せずにはいられません。
さて、イニエスタ選手はワイナリーも保有しているとの情報。そういえばこのサイトにも一度登場したような・・・ということで調べてみたら、ワインの質的にはイマイチの評価でした。最近は変わってるかもしれないけどね。

2回目に飲むと評価が下がる カテゴリー:その他 2018-07-18 
というのは私の場合で、皆がそうだとは思わない。
ネットで「第一印象がいい、2回目」と入力して検索すると、『スリーセット理論』というのが沢山出てきた。
人は3回会うと、それ以降はほとんど評価が変わらないというもので、出てくる記事の内容はほとんどが男女の出会いの話である。
ワインの種類は多いから、同じ銘柄を何回も飲むとしたら、それは第一印象(1回目)によほど気に入った時になってしまう。
そして2回目、飲んで見ると、1回目ほどの感動が無いことが多い。しかし3回目は2回目とそう変わらない印象になることが多い。
こうなってしまうのは何故だろうと、ずっと悩んでいる。ヴィンテージによる出来が異なる場合は、必ずしもこの法則はあてはまらない。ただ、私が日常的に飲むような値段の安い比較的早いうちに消費するワインの場合は、こうなることが多いのだ。
ワインでなくて、料理やスイーツにしても同様のことがいえる。第一印象で「気に入った」と感じたとたんに、ドーパミンだか何だかのホルモンでも分泌されるのだろうか?
ついでなのでネットで「何故一目惚れするのか」と検索してみたら、沢山のお話が出てきた。男と女では一目惚れの仕方が違うとか。ただ男女の事はかなり動物的であり、ワインや食べ物の世界とは少し違うかと思う。でも何らかの刺激で好きと思ったら、やはりホルモンに作用するというから、ワインや食べ物だって最初に好きと思ったらホルモンに作用して、幸福感が増幅したりしているはずだ。
ワインの場合、特に私のように品定めをしなくちゃと思いながら味わう場合は、2回目になるとある意味冷静な状態で飲むことになる。1回目の何のしがらみもない白紙の状態とはちがって、2回目は前に飲んだ時に良かったけど、本当かしら?と疑っているのだ。無理に心を冷静に保とうとしている結果、よほどのことが無い限り、再度恍惚となるような状態にはなりにくいのだろう。

サッカー界にも中国マネー カテゴリー:その他 2018-07-12 
FIFAワールドカップの中継を見ていて、もちろんゲームを見ているわけだけれども、やはり場内の広告も目に入ってくる。
昔なら目立った日本企業の広告も、今大会では目に入って来ない。代って気になるのが中国系の広告。多分一番高いパートナーのレベルには「万达(ワンダー)」が名を連ね、次のスポンサーのレベルには「蒙牛(マンニュウ)」と「Hisense」が名を連ねている。
ちなみに、ヨーロッパの著名なサッカーチームも次々と中国企業がメインスポンサーになったり、パートナーになったりしているという。日本もかつて歩んできた道なので自然ななりゆきではあるものの、中国マネーが入ると価格が高騰するというのが困りものだ。
昨日の朝テレビを見ていたら、神戸の中国茶のお店が出てきて、「大紅袍(ダーホンパオ)」という銘茶の値段の高さにびっくりした。店主はおそらく神戸生まれの中国人で、商社マンから大紅袍がきっかけで脱サラしたとのこと。大紅袍がそれほど高いのは、香港のお金持ちが買いたいと言ったときに、中国政府が本当は売りたくなくてすごい高値をふっかけたのに、香港のお金持ちはさらっとその金額を出したので、相場が高くなってしまったらしい。値段の安い大紅袍は偽物と思って間違いない。その店では1杯4000円で飲ませている。
実は私、中国茶飲みなので、この店のことも以前から知っていたが、日常に飲む自分にとってはこの店のお茶は高すぎて外から見るのみの存在だ。ワインで言えば、グランヴァンしか扱っていないお店があるとしたら、そういうイメージ。
「金に糸目は付けない」にも程があるのが中国人で、彼らがからむとプレミアム価格がどんどんつりあがるからかなわない。ワインも彼らのおかげで途方もなく値上がりした詩、ろくなことはない。 |