日本国旗 英国国旗  ようこそゲストさん! ログイン

WISTORY

WISTORYはワインを愛する人々のための便利ツールです。

WISTORY 管理人日記の表示

管理人コラム

日記デザイン

何だかなあ? 阪急のワインフェア

カテゴリー:ワインショップ

2013-10-01

写真


今日が最終日ということで、筋肉痛で思い足を引きずって行ってきました。

9階催し場までエレベータに乗り、でも9階で降りる人は少ない。フロアも閑散としている。人気がないのかしら?


■ 広範囲な世界のワインを品ぞろえ


ワインと言えば、フランス、イタリア、スペイン、ドイツあたりをイメージするし、大概の場合それらが中心なのですが、今回は、南アフリカ、チリ、アメリカ、グルジア、オーストラリアなど、広い範囲の品ぞろえになっていました。


各ブースのうたい文句も、イマイチよくわからない。現在のワイン事情が曲がり角なのか、企画に問題があるのか。


■ 消極的な売り手


しつこくアプローチされるのも困りものですが、そっけないのもね。
とりあえず主旨がよくわからないので、並んでいる瓶を眺めていても、お店の人はあまり声をかけてこない。慣れていないのか?


たまに声をかけられると「どういうのがお好みですか?」と聞かれる。試しに「香りのいいモノ」とオーダーして進めてくれたシラーのワインは、ぜんぜん香りが良くない。

オーストラリアの泡はまあまあだったが、値段が4000円台。それならシャンパーニュを買うよね!

造り手について聞いてもピンとくる返事が返って来ない。いったい誰をターゲットにしているのでしょう?


■ もしかしてワイン酒場が原因か?


最近増えたワイン酒場。安いワインで気軽に一杯やれるお店である。
そういう店で品ぞろえしているワインは、小売りで1500円以下くらいのものが中心であり、ワインを楽しむというよりは会話を楽しむときのお供がワインという感じなので、あまり品質は重視されない。


一般市民が小売店で買うワインも日常用ならそんなに高いものは無理だ。そんなわけで、値段が安くて味はそこそこというワインが多い。

このフェアでも安いワインが中心で、試飲できるメリットはあっても、品ぞろえはつまらない。


このような催しも、少し考え直した方がいいのではないかと感じてしまった。


日記デザイン

古いワイン本の選別 「ブルゴーニュ ~ブルゴーニュワインの決定版ガイド~」

カテゴリー:本・テレビ

2013-09-02

写真


「ブルゴーニュ ~ブルゴーニュワインの決定版ガイド~」

ロバート・M・パーカーJr.著 1992年発行



ボルドーと同様。


日記デザイン

古いワイン本の選別11 「ボルドー 1961年以降生産されたワインの決定版ガイド」

カテゴリー:本・テレビ

2013-09-01

写真


「ボルドー 1961年以降生産されたワインの決定版ガイド」ロバート・M・パーカーJr.著 1993年発行


何と当時5000円もした枕のような本である。


非常に詳しく、収穫年ごとの評価も詳しい。


パーカーさんについては賛否あるところだけど、ここまでしっかり書かれていたら、普通の人は圧倒される。


だが、本当にこんなに沢山ティスティングできるものだろうか? 人間業とは思えない。そこがひっかかるところ。


本来ならば、毎年これを購入するのがプロかも知れないが、そこはそれ私はアマ(海女ではない)ので、この年にしか購入しなかったんだ。


私にとっては一種、歴史的価値があるので、置いておこう。


日記デザイン

古いワイン本の選別10 「ワインの話」

カテゴリー:本・テレビ

2013-08-12

写真


「ワインの話」 湯目英郎著 1984年発行(新潮選書)


著者はサントリーの社員さんである。


私はこの本の内容を本当にぜんぜん覚えていなかった。なぜだろう?


今読むとなかなか面白いのだけれど、おそらく1984年当時は読んでも面白いと思わなかったのではないかと思う。


話は「ワインの起源」から始まる。そして、物語の中に登場するワインの話なども登場する。著者は東大農学部出身だから、発酵等、ワインができるまでの科学にも目を向けていて、そのような記述もたびたび出てくるものの、体系的にこの本にまとめたという感じではない。

日本人がワインというものを理解しようとするときに知る様々なことが書き連ねられているという感じ。


著者や編集者には失礼かも知れないが、もう一つ整理されていなくて、読みづらい本であることは確かだ。ただ、しっかり読めば宝物が隠れているかも知れない。


取り置くか捨てるか、もう一度しっかり読んでから決めようと思う。


日記デザイン

古いワイン本の選別9 「オズ・クラークのポケット・ワインブック」

カテゴリー:本・テレビ

2013-08-09

写真


「オズ・クラークのポケット・ワインブック」

監修:上野善久、訳:香川由利子・桑原 透、1999年版


この日本語版の訳本は、今は発行されていない。

しかし、本国では毎年リリースされている模様。


■ ワインの辞書として有用な一冊


ポケットワインブックといえば、パーカー等のワイン銘柄の点数がついているものを想像するが、1999年時点でこの本はそういう仕様ではない。

アルファベット順で、あらゆるワインに関連する用語や産地、有名な銘柄などの説明が掲載されている。

網羅されている産出国も幅広く、とても簡潔かつその時代の最新情報にも触れられていて、とても参考になる。


■ 写真や図が少ないのが難


残念ながら、写真も図もきわめて少ない。まったくもって、辞書である。けど、検索性はいいし、そんじょそこらのウェブに掲載されている内容よりも信頼がおけそうだ。

今や訳本が出ていないのは、やはりクラークさんが日本では有名じゃないからだろう。


■ 結構辛辣な書き口


ある一節を引用してみよう。

「シャブリ   シャブリはパリとディジョンの中間に位置する、ブルゴーニュ地方最北のワイン生産地だ。シャルドネの成熟には困難を伴う。それにここにはうんざりするような霜の記録がある。というわけで値段には変動がある。シャブリの抱えているもう一つの問題は、辛口から中口まで、白から白とは言えないものまで、手に入るブドウはなんでも使った安価なワインの代名詞になってしまったことだ。本物のシャブリは、常に白の辛口だ。それでいて、軽く控えめな果実味を含んでいて、芳しい風味のワインになる。(後略)」


他の産地の記述でも「有名な名前の多くはもはや最高品質を保証するものではない。」などと書かれている。


そんなわけで、一応この本は取り置くことにする。

できたら最新の英語版も欲しいところだ。


タイトルINDEX



2013-10-01
何だかなあ? 阪急のワインフェア


2013-09-02
古いワイン本の選別 「ブルゴーニュ ~ブルゴーニュワインの決定版ガイド~」


2013-09-01
古いワイン本の選別11 「ボルドー 1961年以降生産されたワインの決定版ガイド」


2013-08-12
古いワイン本の選別10 「ワインの話」


2013-08-09
古いワイン本の選別9 「オズ・クラークのポケット・ワインブック」


2013-07-25
古いワイン本の選別8 「ワイン通が嫌われる理由」


2013-07-23
古いワイン本の選別7 「茶の間のワイン」


2013-07-18
古いワイン本の選別6 「シャンパーニュの本」


2013-07-12
古いワイン本の選別5 「土着品種で知るイタリアワイン」


2013-07-11
古いワイン本の選別4 「ワイン学」



カテゴリーINDEX



ワインの成り立ち (17)


造り手・ワイナリー (8)


ワインと料理 (15)


ワインの科学 (9)


ワインショップ (27)


ワイン周辺ツール (4)


レストラン/ワインバー (19)


本・テレビ (33)


データ分析 (19)


ワイン以外のお酒 (6)


その他 (118)


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56


利用規約 ご利用のガイドライン プライバシーポリシー

Copyright(C) WISTORY