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管理人コラム

日記デザイン

シャンパンデザート

カテゴリー:レストラン/ワインバー

2016-07-07

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最近何処へ行ってもパンケーキだらけで、食傷気味だったところ、テレビでこのシャンパンデザートが紹介されていたので早速行ってきました。

場所は、大阪市西区南堀江1丁目。地下鉄の四ツ橋駅から徒歩5分くらいのところにあります。

お店の名前は「ラ・エゴイスト」です。

シャンパングラスに、ソルベやコンフィチュールが積み重なったのが出てきて、そこにシャンパンを注いで食べるという趣向です。

この季節にピッタリですね。まあ、ぐちゃっと混ぜて食べるので、シャンパーニュを味わうというものではありませんが、一度は味わってみる価値ありです。


日記デザイン

プロモーション上手なヴーヴクリコ

カテゴリー:造り手・ワイナリー

2016-06-23

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何気なく通過したデパートのワイン売り場でものすごくインパクトのあるディスプレイが目に入ってきた。今年のヴーヴクリコの限定ギフトボックスが面白い。

矢印形の黄色い缶に世界中の都市名が表示され、全部で29種類あるらしい。おまけに、ランスからその都市までの距離も表示されている。ちなみに日本の都市はTOKYOとKYOTOの2都市。中国はHONGKONGとSHANGHAIの2都市、アメリカは7都市だったりするのだが、この数はきっと同ブランドの輸出先としてのパワーを示しているのだろう。

ともかくヴーヴクリコにしても、その他のいくつかのシャンパーニュのビッグブランドにしても、プロモーション巧者だ。ただでさえ限定パッケージに弱い私は、いつもそそられるのだが、買ったことは無い。

今年のデザインは、どちらかとういうとアメリカン・ポップ・インテリアにもすんなり馴染むところが注目ポイントかも知れない。シャンパーニュというどちらかといえばツンとすました商品を、ポップでカジュアルにしてしまったのだから。

世の中全体のファッションがカジュアル化しているのだから、その時流に乗るのは正解だと思う。


日記デザイン

MW大橋健一氏とギリシャワイン

カテゴリー:本・テレビ

2016-06-13

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6月12日(日)に何気なくBS日テレにチャンネルを合わせると、ギリシャのワインのことをやっていたので、途中からではあるが見てしまった。

ギリシャといえば経済危機が頭に浮かぶ。実はすっと以前に一度だけギリシャに行ったことがある。その頃のギリシャは、ヨーロッパのリゾートという雰囲気で、空港からアテネ市内へ向かうバスの車窓には、沢山のレストランやインテリア、照明のお店などが華やかに並んでいた。危機が話題になり、ニュース番組に映し出された同じ道には、閉店となり廃墟となった店が並んでいた。

その時ふと考えた。ギリシャの産業って何? かつて行ったギリシャでは、道を走る車の多くが日本車であった。フランスやイタリアなら自国ブランドの車が中心なのに、この国には自動車産業が無いから日本車なんだ〜と思ったものだ。また市場へ行ってチーズのお店をのぞいたら、並んでいるチーズのほとんどが輸入物だった。チーズですら輸入か?

そういえば昔は時々ギリシャワインも飲んだけど、最近はギリシャワインをあまり見かけない。輸出すればもっと外貨を稼げそうなものを・・・。

そして冒頭のテレビ番組だが、表題は『世界が選んだ日本人 マスター・オブ・ワイン  大橋健一』。彼は今、日本でただ一人のマスター・オブ・ワインなのだそうで、番組では彼がギリシャで日本に紹介するワインを探す旅に密着していた。

結局、私たち日本人はギリシャという産地をおろそかにしてきたし、逆にギリシャの作り手も日本に積極的な売り込みをしてこなかった結果、最近ではギリシャワインを日本国内でほとんど見かけなくなったのだろう。

大橋氏も自分がギリシャワインに関して無知であることを自覚しておられたし、直接生産者と話し、現場を見ることでギリシャの奥深さを少し知ることができたとおっしゃっていた。映像の中で一番びっくりしたのが、サントリーニ島のぶどう園で、風が強いので、ぶどうの木を低く作らないと実が育たないため、幹がぐねぐねと蛇のようにとくろを巻いているところだ。こんなの見た事無い。

大橋氏は日本で受けそうなギリシャワインをいくつも見つけたようなので、そのうち市場にギリシャワインが増えてくるかもしれない。

もう一つ、日本国内で大橋氏が日本のワインについて語るシーンがあって、「日本のワインにはクオリティの高いものもあるが、駄目なものも非常に多い。」とおっしゃっていた。私も同感だ。彼のような人が地道に活動することで、日本のワイン市場がもっと豊かになりそうな気がする。


日記デザイン

アロマ・マスターキット

カテゴリー:ワイン周辺ツール

2016-05-31

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こんなものが出来てるんですね。ソムリエさんが試験に受かったりコンクールに出たりするには、こういうもので勉強しないと・・・。

写真のは「アロマスター」のマスターワインアロマキットで、ゲームもついていて、楽しみながら勉強ができるらしいです。

これ以外にも類似の商品はいくつかあるようです。

それにしても310ユーロとは結構お高い。けど、1個単位でアロマエッセンスを買ったら、それだけで800円とかするので、88種類付いてるなら安いかも知れません。

私は既に、スミレとシナノキのエッセンスを個別に買いましたからねえ。でも、こんな高いのはパスです。


日記デザイン

香りを表す言葉

カテゴリー:その他

2016-05-26

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アロマとかブケとか、その辺のワインに関係する香りを表す言葉を正確に使えない。難し過ぎる。日本語は「香り/薫り」とか「匂い」という言葉があり、この二つはどちらかというと好感を持って使われ、「臭い」は不快な場合に使われる。さて香りにまつわる外国語はどう使い分けたらいいのだろう?

■ nez (フランス語での発音は ネ である)
この言葉は、日本のソムリエさんたちはほとんど使わないように感じる。ワインといえばアロマとブケですものね。
Le Goût des cépagesという本の中でしばしば登場する。鼻とか嗅覚という意味もあるが、ワインの香味(アロマとブケ)をさし、ワインを嗅ぎ分ける人の事もnezというようだ。
広義でのニオイを指す単語のようである。

■ arôme
日本語に訳すと芳香という言葉が当たっている。一般的には好ましい香りがアロマである。

ワインの世界では、ぶどうそのものに由来する香り(第一アロマ)と発酵段階で生まれる香り(第二アロマ)をアロマといい、樽内や瓶内で熟成して生まれる香り(第三アロマ)をブケという……というのが一般的なようだ。しかし、ブケの部分も第三アロマと書いたように、一般的に言うアロマ(好ましい香り)のひとつである。。
ちなみに、『ロワイヤル仏和辞典』には第一アロマ=アロマで、第二・第三アロマ=ブケという書き方になっていて、どっちが正しいのか? どなたか事情を知っている方がいらっしゃれば教えてください。

■ bouquet
アロマのところで書いた通り。ワインの世界で用いられる特殊な専門用語である。

■ flavor
ところがちょっと待った!! 科学的にはフレーバーとパフュームいう対比が存在する。『香料化学入門』(培風館)という本の中では、口から入って鼻腔で感じられる香りをフレーバー、吸気とともに鼻腔に入って感じる香水・化粧品などの香りをパフュームと分類している。

■ parfume
フレーバーのところで書いた通り。しかし、Le Goût des cépagesという本の中にはparfumeも登場する。化粧品じゃないのに…。辞書では芳香・香水という日本語があてられているので、アロマと同様に好感の持てる香りのニュアンスで使われているようだ。

◇ ワインと香り
ワインを楽しむ時には、まず口に含む前に鼻から香りを吸い込んで香りを楽しむので、これはどちらかというとパフューム的だ。その後ワインを口に含んで口の中でころがすと口から鼻腔に香りが上がってきて再度香りを感じる(フレーバー)。
私が常々感じるのは、最初に鼻から吸って感じる香りと、口から鼻腔に抜ける香りの印象が異なるということである。
外来語をあいまいに使っても間違っていたら意味が無いので、私はしばしば「最初鼻に感じる香りは云々」と書くことが多い。その中にはアロマもあればブケもあるという事になる。
ちなみに『香料化学入門』によれば、フレーバーはパフュームよりも敏感に感じる、つまり、ほんの少ししか溶け込んでいなくてもフレーバーなら人間は感じられるとのことなので、口に含むと香りの印象が変わるのは、単に舌で感じる味があるためだけでなく、嗅いだだけでは感じなかった香りが口に含むと感じられるようになるのかも知れない。


タイトルINDEX



2016-07-07
シャンパンデザート


2016-06-23
プロモーション上手なヴーヴクリコ


2016-06-13
MW大橋健一氏とギリシャワイン


2016-05-31
アロマ・マスターキット


2016-05-26
香りを表す言葉


2016-05-10
ワインのフレーバー化学


2016-05-06
シュナン・ブランを飲む


2016-04-14
鹿児島の焼酎ロックは分量たっぷり


2016-04-07
映画「ザ・トゥルー・コスト」を見て


2016-03-25
セルフかカウンセリングか? どっちがいい?



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