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管理人コラム

日記デザイン

これがカリフォルニアスタイル?

カテゴリー:レストラン/ワインバー

2017-04-11

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神戸にフレッド・シーガルがこの3月にオープンした。代官山・横浜に次ぐ3号店とのこと。旧居留地のレトロビル・商船三井ビルにあるこの店の2階には、他2店にはないワイン・レストラン「The Cellar at Fred Segal」があるのです。

1階のセレクト・ショップは、全体的にはとてもカジュアルで、お洋服の他、食器やアロマキャンドルなども売られていて、不思議な事にシャネルのユーズドのバッグなども売っているのです。Tシャツに綿パンといったカジュアル・ファッションにシャネルを合わせるというのがカリフォルニア的おしゃれなんでしょうかね? 私はファッションの世界には疎いのでごめんなさい。

さて、ザ・セラーの方もそういう意味では似通っていて、フードの方は比較的安いお値段なのに、ワインの品ぞろえはなかなか高価なものもあります。というか、平均的にかなり高価格といえます。SCREAMING EAGLEの73万円というのが最高価格だったと思います。

私たちはそんなお金持ちじゃないので、1万円以下でとリクエストしたわけですが、流石にセレクトショップだけあって?美味しいカリフォルニア・ワインを揃えておられると感じました。けど少し割高感ありですねえ。

お店のインテリアなどはとてもスタイリッシュで、おしゃれすぎて気後れ~と、いっしょに行った友達が叫んでいました。

話の種に訪問してみてください。


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ヤマザキを目指す外国人たち

カテゴリー:ワイン以外のお酒

2017-04-06

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大阪駅はいつも外国人旅行客であふれている。特に今ごろの桜の時期は国籍の多様性も増し、加えて春休みの日本人観光客も多く、毎日がお祭りのようだ。

そんな中、困っている来訪者を目にして、時々私から声をかける事があるんだけれど、ここ1週間ほどで気が付いたのが「ヤマザキ」へ行こうとする外国人が大阪駅のプラットホームで困っているケースが結構あるということだ。

「ヤマザキ」、つまり、サントリーの山崎蒸留所が外国人の注目を集めているらしい。何でも2003年に『インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)』のウイスキー部門でサントリーの山崎が金賞を受賞したころから外国人が注目し始め、昨今のSNSコミュニケーションの効果もあって、どんどん山崎蒸留所への来訪者が増えているらしい。

大阪から山崎へ行こうとすると、大阪駅から快速に乗る必要がある。ある日、若い東南アジア系の男性3人連れがスマホ片手に京都行きのプラットホームで困っていた。「京都へ行くの?」と聞いたら、「YAMAZAKI」というので、私は困ってしまった。私は山崎へ行ったことが無い。確か、新快速は山崎には止まらないし、普通電車は高槻までしか行かないから、快速に乗るしかないはず。ところがその日は電車が遅れていて、電光掲示板に快速が表示されていない時間帯だった。それで彼らは困っていたワケだ。「Rapidに乗りなさい。S.Rapidはだめよ」と言ったけど、わかったかなあ?

その次の日も、ヨーロッパ系の若い男性が、その辺にいる人に「ヤマザキ? ヤマザキ?」と聞きまくっていた。

電光掲示板で英語表示される時間は2秒しかない。日本語表示は6~7秒くらいか? たった2秒で読み取れるわけがない。この件は以前からおかしいと思っていて、一度駅員さんにアドバイスしたが、無視された。

もう一つ、山崎事件で気が付いたのは、英語表示で快速=Rapid、各駅停車=Local、新快速=S.Rapidと表示される。この「S」は何のSなんだ? スーパーなのか、スペシャルなのか、シンなのか? 調べてきたら、スペシャルが正解だった。

大阪駅は、東京・京都・新大阪・関西空港などへ行く外国人は想定しているが、山崎は想定していないので、駅内の表示だけで外国人が山崎へ行くのはとても難しい。サントリーに言って、サントリーからJR西日本に圧力をかけてもらう必要がありそうだ。


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まだ、こんなことがあったのか

カテゴリー:その他

2017-04-05

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表題は、BRUTUSの最新号の中で坂本龍一さんが語った言葉です。

この前書いたように、dマガジンを利用するようになって、雑誌に接する機会がびっくりする程増え、かつてはBRUTUSなどは美容室で読む程度だったのに、本当にお手軽になりました。

この号は音楽特集です。そして件のお言葉は、坂本さんは普段どんな音楽を聞いているのかという問いかけの中で発せられたものです。

彼はともかくいろんなジャンルの物を雑多に聞くのだそうで、やはり創作面での刺激になると言っていて、そんな中で「まだ、こんなことがあったのか」という発見があるというのです。

私など素人の目から見ると、音楽も既にあらゆる事がやり尽くされた感があって、メロディにしてももう過去にはなかったメロディを生み出すのは難しいのではないかと思ったりします。とくに長年創り続けている人が新しいものを創り出すのはかなり大変なのでは?

それでも、時々「新しい」と感じられる音楽が生まれるのは、案外、既成概念とか、専門教育とかから距離のある人がさらっと創ったものだったりするわけですね。曲全体が常識外れ過ぎると人はとっつきにくくなってしまうのですが、ちょっとした違和感が入っていると「新しい」とか「個性的」と感じるんですね。


私はワインにおいて、その「ちょっとした違和感」を求めている人間の一人だと自覚しています。

今や、チリでもアルゼンチンでも、南アフリカでも、万人好みの飲み口が良くてそこそこコクのあるワインはゴロゴロありますが、どれも同じような方向を向いているんです。音楽で言えば、どこかで聞いたことのあるようなって感じです。ほぼ毎日ワインを飲んでいると、飽きてくるのです。

ちょっとした違和感、今までに感じた事の無い驚きを生んで欲しいし、バイヤーさんにもそういう視点を持ってほしいと願います。


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一見豊かなようでその実、失われる多様性

カテゴリー:その他

2017-03-30

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今朝のニュース番組で「ソメイヨシノの危機」が扱われていた。ソメイヨシノの寿命は60年程度、最も美しいのは40年目くらいだという。戦後植えられたソメイヨシノの多くがもう末期にあること。そして、ソメイヨシノは病気に弱いらしい。

ソメイヨシノは葉が出るまえにたわわな花をぎっしりと咲かせるところが魅力で、戦後の日本の桜文化のトップランナーとなった。ソメイヨシノはすべてクローンといってよく、同じ遺伝子を持っているのに、それが日本の桜の何と8割くらいを占めるというから、物凄い偏重である。皆が好むからそればっかしになった実例といえる。

同じ性質を持つソメイヨシノたちの間で一旦病気が流行ると、あっという間に蔓延するので、最近新しく植えられる桜はソメイヨシノを避けているというのだ。

この話題の結びにコメンテーターの方が、「やはり多様性が大事だ」と発言なさっていたが、私もそう思う。

■ あちこちにあるソメイヨシノ的現象

人気があるからとか、好都合だからという理由で、従来はあった多様性が失われて、同じような物ばかりになるという傾向は何も桜だけの現象ではない。

トマトにおける桃太郎もその一つ。実全体がピンクっぽい赤になり、トマト臭さがなくて、日持ちもいいこの品種はもう数十年もトマト市場の中核にいる。私はこの桃太郎が嫌いなので、ほとんどトマトを自分で買うことが無くなってしまった。本来私はトマトが大好きで、毎日1個食べるくらいだったのに、私の好きなトマトらしいトマトは日本では売っていない。

八朔や三宝柑といった色の黄色い柑橘類もめっきり減ってしまった。形は三宝柑に似ていてもオレンジ色で味も全然違う不知火(デコポン)が店頭にあふれている。私は黄色い柑橘類の方が好きで、デコポンを自分のお金で買う事はない。

昨日ある中華料理店に行ったら、メニューの数が異様に少ない。効率を重視するあまり、極端に絞り込まれている。土曜日のランチを友達としようと思い、いわゆるランチメニューだけしか扱っていない店でなく、ディナー並に料理を選べる店を探すのに、20軒くらい電話しまくったことがある。

ビジネスとしては人気のあるものに単純化するのが賢い。ただ最近はそれが行き過ぎて、選択肢が極めて限定されることによって、楽しさとか満足度はシュリンクして行っている。こんなにもモノや店が溢れているにも関わらず、その中身は案外貧弱だと思う。

■ ワインも同じか?

ワイン売り場にも沢山の銘柄が並んでいて、一見バラエティに富んでいるように見える。今日も「何か個性的なのが欲しい」とリクエストしたら、結局そういう視点で品揃えしていないから無いという。多くの人が好むもの、最大公約数的なものを品揃えしている。産地造り手によって多少の違いはあるものの、物凄く狭い。

造り手の間では人気商品の物まねではなくて、その地の地ぶどうを復活させるなど、独自性を重視する動きもあるが、あくまでそれはマイノリティに過ぎないという現実を実感した。

もっともっと品ぞろえに多様性を持たせた方が、売る方も買う方も楽しみが増えるのにと思うのは、間違っているのだろうか??


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糖度計を買ってみた

カテゴリー:ワインの科学

2017-03-21

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甘いの酸っぱいの言っても、人間の舌なんていい加減なもの。ということで、糖度計を買ってみた。amazonで2000円台で買える。ちなみに酸度を計るにはそんな安いツールは無いようだ。

屈折率から糖度を割り出す仕組みで、よくテレビなどで、トマトや果物の甘さを農家の人がこれを使って示したりしているので見た事のある人は多いはず。

プレパラートとなっているガラス面にスポイドで1~2滴ワインをたらして蓋をし、レンズをのぞいたら目盛が見えて、そこに示される仕組みだ。

今まで4種類ほどのワインで試してみたら、低いもので7度、髙いもので8.5度だった。自分の舌で感じるのと比べると、7度と8度は明らかに違う。でも8度と8.5度の違いはわからなかった。

ついでにある日食べたグレープフルーツも試してみたら、それはかなり甘いと感じたのだけれど、12度だった。

味を客観化するという意味で、1本持っておいてもいいのでは?


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2017-04-11
これがカリフォルニアスタイル?


2017-04-06
ヤマザキを目指す外国人たち


2017-04-05
まだ、こんなことがあったのか


2017-03-30
一見豊かなようでその実、失われる多様性


2017-03-21
糖度計を買ってみた


2017-03-06
落ち着いてワインも飲めやしない


2017-02-08
dマガジンで『ワイン王国』を読む


2017-02-03
今日は何本巻き寿司が売れるんだろ?


2017-02-01
「お祭り」感が必要 ~ルクアイーレの不振に思う~


2017-01-10
えべっさん



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