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管理人コラム

日記デザイン

wine-searcher.com

カテゴリー:その他

2012-10-17

写真


ふと、ワインの値段は最近どうだろう? と思い、wine-searcherというサイトを見た。
ロマネ・コンチがえらいことになっていた。100万円のオーダーだ。WISTORYにこの銘柄を登録した約1年前には40万円でもあったのに、もうそんなのはなかなか発見できない。価格を訂正しないといけないが、なかなか追いつかない。

■ 価格の変遷がわかるwine-searcher

ワイン相場の変化をこのサイトでは見ることができる。
ちなみに、ロマネ・コンチは異常に右肩上がりである。
対して、ボルドーの有名どころは最近値下がりしている。
Details, Scores & Price Historyというページを見るといい。

■ 日本国内での価格に対応

いつからここまで親切になったのか把握していなかった。以前は世界中の小売相場が円換算で表示されるので、日本国内の実態と合わないなあと思っていたが、今や日本を指定すれば、ちゃんと日本国内の小売価格のみが表示されるようになっている。
もしかして、登録されている店が高いところばかりかと思いき
や、そうでもないようだ。ただ、まだまだ登録店数は少ない。

■ Magazine部分(写真)も充実

ニュージーランドに本拠地があるというからびっくりだ。実はイギリスだと思って使っていた。そのためか、ニュースの内容も非常にグローバルである。まだしっかりと読んでいないので、また後日詳しい内容については触れてみたいと思う。




日記デザイン

今年の暑さと節電は私をボルドーから遠ざけた。そしてボルドーの話。

カテゴリー:ワインの成り立ち

2012-09-11


今年の夏ほどボルドーをはじめ、重たい赤ワインが辛いと思った
年はない。さらに、樽の効いた白までも辛かった。



外から家に帰った時も、レストランに到着した時も、だいたいま
だ身体は熱くて、しかも、冷房もキンキンに効いているわけでは
ないので、なかなか身体が冷えてこない。



そんな環境でワインを飲むとしたら、冷たくてサッパリしたもの
になるのが道理にかなっている。



■ ボルドーという産地



それはさておき・・・。私は長い間ワインを飲んでいながら、あ
まり知識とか、うんちくとかを覚えられす、いい加減に飲んでき
たので、このサイトを作ってからぼちぼち勉強しているという感
じだ。



いろんなサイトに産地のことも紹介されているが、浅いもの深い
ものいろいろである。



ボルドーのあたりは昔、イギリス領だった。しかも海に面してい
て船で積み出せるので、イギリス(ブリテン島)に向かってワイ
ンは運ばれた。文献によると、12世紀ごろに現在のボルドー地方
とブリテン島の交易は盛んになったそうだ。平清盛の頃です。



その頃造られていたのは、ロゼワインや、白ぶどうと黒ぶどうを
混ぜて造った軽い赤ワイン(クラレットと呼ぶ)だったらしい。

その後、16世紀ごろになると、オランダの干拓技術者がやってき
て、現在のメドックにあたる地域を干拓し、広大なぶどう園の土
地が誕生する。それまでメドックは沼地で、わずかに小高い場所
があってそこがマルゴーなど現在も有名な場所だった。干拓され
る前から、そうした丘でできるワインが美味しいことは知られて
いたらしい。



■ フルボディなワインになったのはもっと後



まだ読み切れていないので、詳しいことはまたあらためてという
ことにして、現在ボルドーといえばどちらかといえば濃くて重い
目の赤や甘口の白なのだが、そうなるにはもう少し時間がかかる
ようだ。



もし地球温暖化が本当で、今後、温帯にあたる地域が暑くなれ
ば、ボルドーのワインも変わるかも知れない。というのはかなり
大胆な予想かな?


日記デザイン

世界のワイン生産量から

カテゴリー:データ分析

2012-08-29

写真


ちょっと古いデータで申し訳ないが、2010年の世界のワイン生産量は2億6千万ヘクトリットルだったそうだ。(出典:
Organisation internationale de la vigne et du vin)

近年で最も生産量が多かったのは2004年で、その後は減少傾向にある。

国別のシェアはグラフの通りだが、別のデータでは、実は中国のワイン生産量がすごい勢いで伸びていて、2010年はアルゼンチンよりも多かったかも知れないらしい。一方、フランスやイタリアの生産量は長期的に見ると減少傾向である。(出典:L'Union européenne)

■ ワインもグローバル経済の波に飲み込まれるのか?

依然として、ワインの本家?であるヨーロッパの、フランス、イタリア、スペインというトップ3を足すと、世界の生産量の47%
を占めるが、1980年代くらいから「新世界ワイン」と呼ばれる南米や南アフリカなどのワイン生産が伸びた。そして中国である。

あらゆるものの生産が、新興国へとシフトする現在、ワインもお前もか・・という状況である。

この状況がさらに進むとどうなるのか? おそらく、中国で力を持ったワインメーカーや、単に資金力を蓄えた企業が、ヨーロッ
パのシャトーを買いあさるというような現象が起こるだろう。
また、とくに価格の安いテーブルワインは新世界ワインにとって代わられ、さらにヨーロッパのワイン生産量が減少するだろう。

■ 職人技の世界は生き残れるのか?

今までにも各種の産業分野で、伝統的な職人技の世界が近代的な技術とビジネスモデルの影響を受けて、縮小してきた。
例えば、時計、カメラ、自動車などの機械物だ。もちろん、スイスのプレミアム時計や、ライカのカメラ、フェラーリなどは、憧れのブランドとして今も残るが、数的には絶滅危惧種の部類といってもあながち間違ってはいないだろう。

現在のワインは、もちろん有名になり過ぎて大金持ちしか飲めなくなった一部のブランドもあるけれど、まだ良心的な職人技で造られたワインがそれほどたいまいを叩かなくても飲める状況にある。

しかし、他の分野の先例から類推すると、そうした良心的な職人技が生き残るのは難しいということになりそうだ。


日記デザイン

ワインは海の恵み?

カテゴリー:ワインの成り立ち

2012-08-14

写真


私は現在Terre de Vignesという本を読んでいます。といってもフランス語を習ったことがないのに辞書を引き引き読んでいるのでなかなか進みません。

有名なコルトンの丘のところを読みかけているのですが、ちょっとワインに詳しい人ならご存知のように、ブルゴーニュ地方は1億6千万年前のジュラ紀の地層の上にあります。

そして、ジュラ紀のころ、このコルトンの丘のあたりは海で、海洋生物の化石がしばしば発見されるとのこと。また、コルトンの丘にある鉄分を含んだ魚卵石という丸い石は、海水に溶けている二酸化炭素とカルシウムが結びついて固まり、波に転がされて丸く成長して直径1~5ミリメートルになったものだそうです。
(ああ、まだ何故鉄分を含んでいるのかまで読み込めていません)

詳しいことを書くと非常に長くなるので省略しますが、こうした昔海だったところに堆積された物質が今もぶどうの根っこから吸い上げられて、香しい香りの元になっているとのことですので、ワインというのは海の恵みということになりますね。

*写真はFiickrより、アンモナイトの化石です。作者はOliBac
です。


日記デザイン

WISTORYユーザーの地域分布

カテゴリー:データ分析

2012-08-07

写真


ご覧のように、最も多いのは東京都。東京都は人口的には日本の
約1割を占めるわけですから、それと比べても多いということが
わかります。
他も、大阪府、神奈川県など、ワインが都市型の飲み物であるこ
とが顕著ですね。


タイトルINDEX



2012-10-17
wine-searcher.com


2012-09-11
今年の暑さと節電は私をボルドーから遠ざけた。そしてボルドーの話。


2012-08-29
世界のワイン生産量から


2012-08-14
ワインは海の恵み?


2012-08-07
WISTORYユーザーの地域分布


2012-07-30
ワインを冷やす道具 VACUVINラピッドアイス


2012-07-13
ぶどう棚


2012-07-10
日経新聞「グラスワインが引っ張る 第7次ワインブーム」


2012-06-22
白ワインの温度


2012-06-14
現代ビジネスとしてのワイン



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