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管理人コラム

日記デザイン

料理の新時代は?

カテゴリー:レストラン/ワインバー

2021-10-12

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緊急時代宣言も解除になり、やっと外でお酒が楽しめるようになった。そこで先日友人と中華とフレンチのフュージョンを標榜する神戸北野坂の「Varies」に行ってみた。

スタイリッシュな中華の店でと思って初めて利用したのだけれど、なるほどおしゃれなインテリアに食器も盛り付けもスタイリッシュだった。料理はとても難解で、表現するのが難しい。ほとんど中華っぽさはなくて、かといってフレンチでもなく、ナスのシャーベットをかけるとか、目の前でキノコを炙るとか、演出はかなりのもの。

10年ほど前に話題になったエル・ブジなどの影響も受けているのか? ただ、手放しで美味しい!!という料理ではなくて、すべてが初めての味わいである。古くからの味わいに縛られてはいけないと自分に言い聞かせつつも、はたしてこれが新しさであり、正解あるいは結論なのだろかと悩んだ。

かつてヌーベルキュイジーヌが流行り始めたころ、未完成かな?と思われる料理も多かった。今回のものもまだ完成形ではないような気がした。


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常識破りは楽しい

カテゴリー:その他

2021-06-30

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大谷翔平の快進撃が止まらない。彼の活躍にだたホイホイと喜び、「まるで漫画のようだ」「現地メディアもびっくり」といった言葉が躍っている。

でもちょっと立ち止まって冷静に考えると、大谷自身が投打の二刀流を貫くという強い意思を持ち続けていることが第一にあることに気づく。多くの評論家が両方は無理、やれ投手一本にすべきだの、打者一本にすべきだのと言っていた。それが常識だろう!と言わんばかりに・・・。しかし彼はそんな外野の常識論を打ち破った。

そもそも「常識」というのは破るためにあるようなものだ。人類の歴史は常識の打破によって発展してきたのだから。しかし大多数の人は安全・安心・効率等を重視して常識に従おうとし、一部のはみ出し者、或いはカリスマだけが常識を破ろうと試みる。

ワインだってそうだ。今では発泡酒の代名詞であるシャンパーニュだって、かつてはかの地域では発泡酒など造られrていなかったのだから。また世界中がこぞってボルドーに右に倣えして、カベルネ・ソービニヨンやメルローを植え、ボルドーもどきのワインを造った時代もあったが、地ぶどうに回帰して個性的で品質の高いワインを目指す造り手も増えている。

それとは違うかもしれないが、昨日飲んだCasa Belfiの発泡酒は、今までに飲んだことのない面白さがあった。液色はわりと濃い麦わら色で、しかも少し濁っている。香りは弱いが、味わいは個性的で、形容に困るのだけれど、例えて言うなら柑橘類の汁とぶどう汁を混ぜて醸造したかのような不思議な味わいだった。もしシャンパーニュ基準で評価するとしたら、はみ出し者ということになりそうだが、これはこれで全く別の世界を作り出している。

長くワインを飲んでいると、私の場合は新しさや個性に遭遇したくなっている。それはもう10年以上も前からだ。20代で訳もわからずワインを飲み始めて、30代はやはり有名銘柄を経験したくて、一通りそれが終わると次は知られざる銘酒探しをする・・・それが40代かな? そして有名でなくても旨いワインは数多くあるけれどパーカーさんの功績?もあって同じようなワインが多いなと思い始めると、もっと違う美味しさを求めるようになってくる。

ワインの造り手にももっと常識破りをして欲しい。また中間で買い付けや販売に携わる方々にも常識破りの勇気を持って欲しい。


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ドイツワインの情報が少ないのは?

カテゴリー:データ分析

2021-04-15

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ドイツワインの情報が少なくてなんでだろう?と調べてみたら、やっぱり生産量が少なかった。

表は、OIVが2020年10月に発表した「ワイン生産量2020」を元に作成したもの。単位はmhl(ミリオン・ヘクトリットル)である。

1位イタリア47.2、2位フランス43.9、3位スペイン37.5(いずれも2020年予測)に対して、ドイツは8.9でイタリアの約5分の1となる。

以前紹介した書籍『土とワイン』で紹介されている地域もフランスが中心でドイツではモーゼルのみが紹介されている。

まあ、この表を眺めて思うことは色々あると思う。例えばイタリアがフランスをしのいでいる事について、イタリアは平地の少ない複雑な地形なのに、フランスよりもたくさん作るのは大変だろうということ。まあ、単位面積当たりの収量との兼ね合いもあるから単純ではないのだけれど・・・。あと、何年か前に中国は自国でワイン生産を増やそうとしていると漏れ聞いたものの、生産量が増えていないのは、掛け声だけだったのかしら?とか。

アルゼンチンなど南半球も5年間でそれほど増えておらず、一段落している感じ。

この表を見ていると、やはりイタリア・フランス・スペインの御三家ははずせないのだなあと思う。


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花見で一杯後、コロナを分析する

カテゴリー:その他

2021-03-30

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去る3月27日(土)の昼に、花見で一杯やりました。桜咲く河畔のレストランでもちろんワインを飲んで、その後桜を見ながら散歩して・・・・と。

神戸の満開は29日との予想で、ほぼほぼその予想は当たりましたので、27日は8分咲きでした。

さて、大阪府のコロナ感染が急拡大していて、色々と論争になっております。おっと驚くような拡大が始まったのが3月21日あたり。そこから逆算すると、約10日前の3月10日あたりから実際の感染は拡大していたことになります。2月いっぱいで緊急事態が解除され、そこから飲み会のセッティングをしたら1週間から10日後くらいから盛んに交流が行われたのでしょう。私も16日に一発目をやりましたからね。

枝野氏が大阪府の緊急事態解除が時期尚早という発言に、吉村大阪府知事が不快感を示したとの情報が飛び交っています。春休みの季節に感染が拡大することは予想がついていましたが、それではいったいいつまで緊急事態を続けたらいいというのでしょうか? 4月は歓迎会とかやるし、そうするうちにゴールデンウイーク。GW明けまで自粛を強要しても、そんなに長く耐えられるかというと、無理だと思います。まあ野党として何か言わないといけないという気持ちは分かるけど、もうちょっとデータをよく分析して枝野さんも発言すべきですよね。

東京・兵庫と比べて大阪の場合は30代以下の若い層での感染拡大がぐぐっと上がっていることがグラフからわかります。卒業シーズンですし、20代の若者中心に動きが活発化したんですね。兵庫県の方は相変わらず医療機関や介護施設でのクラスターが多かったりするので、若者の方が目立たなくなっています。

3週間遅れて緊急事態が解除された東京は、高水準で解除されているので、今後の動きが心配ですね。きっと今週末あたりにぎょっとする数字になるんじゃないかと予想されます。

きっと大騒ぎしなければ、飲食も大丈夫だと思うんですが、うっぷんが溜まっているので、はじけたくなる気持ちもわかるし、本当に悩ましい。でも爆発させるのはやめましょうよ。今はそれしか言えないです。


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緊急事態解除後初の飲み会

カテゴリー:その他

2021-03-18

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2021年3月16日のランチタイムに緊急事態解除後の初の飲み会をしました。大阪・兵庫・京都では2月いっぱいで緊急事態が解除されたのを受け、開催お運びとなりました。

まずは地元のイタリア料理店。ランチは予約ができないので11:45着で席とり。その時既に店の半分はうまっていて、12時には満席になりました。平日の住宅地のランチですからお客の大半は女性です。

私たちはアラカルトでカルパッチョ、ブルスケッタ、サラダ、パスタ、リゾット、スペアリブのスモークなどを注文。ワインは2本。ほとんどのお客はワインは飲んでいなかったけれど、結構時間をかけておしゃべりと料理を楽しむといった雰囲気。緊急事態中我慢していた人たちがどっと押し寄せている感じでした。

デザートは場所を変えてケーキ屋さんへ。ここも満員で、ちょうど席が空いたので何とかおしゃべりの続きができました。友達はクレープシュゼットなんか注文しちゃって、私はケーキのセットですが、久しぶりに贅沢且つ楽しい時間を過ごせて皆満足していました。

解除で緩んだ分、2府1県ではコロナ発症者が少し増えつつありますが、今のところ急増という雰囲気ではありません。


さて、首都圏の緊急事態も3月21日で解除されそうとかで、かなり心配です。だって昨日の東京は400人越えのコロナ判明数。大阪で400人というと、1月20日前後、大阪の人口が東京の3分の2として、大阪で270人というと2月の初旬くらいなレベルですからねえ。

発症数が増加に転じているのに解除する理由として語られているのが、緊急事態宣言の効果が既になくなっているので云々。さて解除してその代わりに何をしようというのか? そこが問題です。昨日の大阪梅田なんてすごい人出で、高齢者もやっと解放された感じでデパートなどに来ていましたし、さーて解除後の東京はどうなるんでしょうか?

少なくとも良識ある大人の方々はせめて自粛を続けないと、大阪並みの開放度になるとやばいですよ。それに首都圏からこっちには旅行に来て欲しくないです。もちろんこっちからも首都圏へは行きたくないですしね。首都圏の危うい状況を全国に広げたらだめですよ。小池さん、県境を越えないように要請してくださいね。また、深夜まで路上飲みしている人たち、また外からは見えないけれど、感染拡大につながるような飲食や接客をしている人たちは、お願いだから我慢してくださいね。


タイトルINDEX



2021-10-12
料理の新時代は?


2021-06-30
常識破りは楽しい


2021-04-15
ドイツワインの情報が少ないのは?


2021-03-30
花見で一杯後、コロナを分析する


2021-03-18
緊急事態解除後初の飲み会


2021-03-04
自分の舌・ワインの品質(その4)


2021-02-16
収束しつつあるコロナ第三波


2021-01-27
書籍「土とワイン」


2021-01-04
新年早々ですが、コロナの東・阪差はなぜ起きたのか?


2020-12-03
食べるのもしゃべるのも大好きな大阪のコロナ危機



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