
フォーエバー21とソニア・リキエルの破産 カテゴリー:その他 2019-08-29 
ファッションの話ですが、「フォーエバー21」が破産申請をしたとのニュースが入って来ました。たまたま同日、私がデパートでソニア・リキエルの売り場を探していると、見つからなくて、店の方に聞いたら、もう無くなったとのこと。念のため代理店であるオンワードに電話をしたら、7月上旬にブランドが終了したとのことでした。ソニア・リキエルの方も身売り先を探したのに見つからず、多額の赤字を残して破産したようです。
フォーエバーの方はファスト・ファッションの世界で一大ブームを起こしましたが、私の目から見ると、あまりにも粗雑な商品だし、露出度のやたら高いデザインが多くて、殆どお世話にならずじまいでした。
ソニアの方も別にそれほどお世話になったわけではありませんが、現代女性の日常生活にフィットしたカジュアルなデザインに好感が持てました。ソニアさん本人については、少し魔法使いっぽい(失礼!)風貌が印象的でしたね。また、衛星中継が始まった頃に、東京とパリを衛星で結んだ特番があり、そこに出演しておられたのを憶えています。当時日本では女性問題で首相が辞任し、その話題になったときに、パリ側では「女性問題なんて気にしていたらフランスでは大統領になり手が無いわ」と発言されたのが印象に残っています。この発言がソニアさんだったか否かまでは記憶していません。
どんな業界でも栄枯盛衰があるのは当たり前で、そんな中で永くブランドを維持し続けているところは、やはりそれなりに各方面で妥当な努力をしておられるということですね。①ブランディング、②顧客ニーズの取り込み、③出店や販路の政策、④価格及びコスト管理等々、そうしたことをセオリーに従いつつも革新も加えてきっちりとやっていかなければ持続は難しいものですね。
ワインも永くトップを走り続けるブランドもあれば、新進のブランドもあれば、一時のブームが終焉したものもありますね。良心的で優良なワインには、変に変わって欲しくないというのが、顧客としての願いです。

雨宿りにワインの幸せ カテゴリー:レストラン/ワインバー 2019-07-12 
昨夜(2019年7月11日)帰宅時に駅を降りると、豪雨でした。まあ傘は持っていたのですが、この豪雨の中を歩くと体中びしゃびしゃになるのは目に見えていたので、雨宿りをすることに。
駅前の短いアーケードの途中にあるカジュアルなイタリアンに入って雨宿りをしました。
駅と言うのは阪神電車の打出駅。各駅停車しか停まらない小さい駅ですが、こんな場所でもちょこっとワインを1杯ひっかけて、それなりのワインのお供を食べられるのは幸せです。
赤のグラスワインはイマイチでしたが、前菜三種盛り合わせは量もたっぷりで、まあ許せるかなって感じ。たまには雨宿りもいいですね。

統計では案外飲まれているワイン カテゴリー:データ分析 2019-07-10 
グラフは、ワインバザールニュースに掲載されていた調査結果です。
調査方法:インターネット調査
調査対象:お酒を「月に1回程度以上飲む」と回答した20歳以上の男女 3924名
集計期間:2019年2月11~13日
このグラフを見ると、週に1回以上ビールを飲む人は55.3%、それがワインだと22.8%。この数字に実感がないなあというのが私の感想です。
ワインを毎日飲む人が4.6%というのは、まあ納得がいく感じです。
国税庁が発表した別の調査では、「1カ月間に飲んだお酒の種類」が、ビール61.2%、日本酒35.5%、ワイン32.5%となっています。3人に1人が月に1回はワインを飲んでいるのか・・・。
私が何故実感がないかと言うと、厳密にカウントしたわけではないのですが、女性の場合はかなりワイン派が多いものの、男性と一緒に飲む場合はなんか大勢がビールなので、ワインを飲みたいとは言いにくい雰囲気があるんですよね。私のまわりの男性が変なのかしら?
まあただ、どんなワインを飲んでいるかまで調べられていないし、例えば私の場合は「飲み放題」なんかに入っているワインは絶対に飲まないけど、多くの人が飲んでいるワインは「ノミホ」とか家のみなら「パックワイン」とかなのかもしれません。
ユニクロのワンピースだってワンピースだし、パックワインだってワインだしってことで、実感がないのだと思う事にしましょう。

G20の大阪は・・・ カテゴリー:その他 2019-06-27 
G20大阪サミットのため、今日から大阪は学校も休みとか、高速道路の通行止めもたくさんとか、主要ホテルの周辺は車が入れないとか大変です。
とはいえ、自分自身には何の影響もなく、まあ、宅配便がその期間は届けられないかもみたいな通知は来ていますけれど・・・。
2~3日前から、大阪駅周辺でも色んな国の人が目立つようになった気がします。普段から外国人旅行客は多いけど、ここまで多彩ではなく、いつもは中国系・アジア系の方が大多数なのに、なぜか欧米とか肌の黒い方も目立っています。
■安くて旨いワインは軒並み売り切れ
当然といえば当然だけど、当サイトのヴァリュー版ランキングで上位のワインは売り切れが目立ちます。クソ! 今日はそれらを追加注文しようとしたのに、ほぼ全滅。実は朝百貨店で、ボルドーで安くて美味しいのが欲しいと言ったら、ほとんど無くて、ラングドックならみたいなことを言われました。
旨いと思ったら即買わないとだめみたい。
■大阪は奥深いよ
取材等で大阪を訪れる記者さんが、大阪で何を感じるか、楽しみです。まあ、ちょっと居るだけでも「なんでやねん」と思うような特色は感じるとは思いますが・・・。お馴染みの道頓堀のド派手ネオンに立体看板に始まり、高層ビルやマンションが林立しているそばに、長屋や小さい神社が平気であったりとか、お好み焼きや串カツ屋が沢山あったり。
まあそんなのは入口で、今日の日経に、大阪はポン酢愛がすごい・・みたいな記事がありましたが、ソース愛もすごくて、その記事によると、東京ではスーパーで売っているポン酢の種類がヒトケタなのに、大阪では30種類と書いてありました。ちなみに我が家のポン酢は庭の酢橘で作る自家製です。
しかし、その割には、その辺の飲食店でランチすると、一方的に青しそドレッシングがかかっていたりして、私は我慢できないけど、殆どの人は平気でそれを食べています。どーいうこと?
近頃の百貨店やショッピングモールで売っている服は、どーも全国向け(関東中心)の品揃えのようで、色は地味だし、あまりおしゃれじゃないのが幅をきかせています。こちとら札束は握ってないけど、買う気満々で探すんだけど、買いたい服が無い。そりゃあ百貨店は寂れるわなあと思います。インバウンドで食いつないではいますが、ブームが去ればそっぽを向かれるでしょう。
なんだかとりとめもない内容になってしまいましたが、サミットが終わったら、また何か書きたいと思います。

ワインと健康は鶏と卵の関係か? カテゴリー:本・テレビ 2019-06-06 
今日の朝日新聞デジタルに「ワイン好む高齢者、認知機能高い?」という記事が掲載されていた。
https://www.asahi.com/articles/ASM645QN9M64ULBJ012.html?iref=comtop_list_nat_f02
ワインと認知機能に直接的な因果関係があるかどうかは未だ不明とのこと。というのも、ワインを飲む人が元々健康意識が高くて、ワイン以外の健康行動をあわせて実践している可能性もあるし、実際にはもっと複雑な構造が予測されるからとのこと。
調査対象者1217人中、ワインを飲む習慣のある人は67人だったというから、わずか5.5%である。
そもそもワインを日常的に飲むには、ただ何となくでは飲めないという事実を、ワイン飲みの人ならわかっているはず。「ぼーっと生きて」いたら日本ではワインなんて飲めないから、その時点で認知機能が人一倍しっかりしているんじゃないの? うーん、もしかしたら鶏と卵の世界か? |