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管理人コラム

日記デザイン

国際都市香港はワインも豊富だった

カテゴリー:ワインショップ

2011-12-08

写真


しばらくサイトをさわっていなかったのは、香港へちょっと遊びに行って来たからです。



■ものすごい集客力の香港



20年くらい香港はご無沙汰でした。ほんとに久しぶりの香港です。以前から世界中の旅行客が集まる街である事は間違いなかったけど、ここまで人は多くなかったと思います。どこへ行っても、人・人・人。

バリバリの観光スポットに行くと日本人にも出会いますが、そうでない場所では日本人は少数派。多いのは中国本土からの人と、東南アジア周辺の人でしたね。

ペニンシュラホテルでアフターヌーンティーしようと思ったのですが、並んでました。せっかくの優雅なアフタヌーンティーもあれでは艶消しです。



■ワインメニューはそこそこ充実しています



ディナーは、超高級ではないけど、そこそこのレストラン(もちろん中華)に出かけましたが、ワインメニューはまあまあ充実していました。ただ偏りがあって、赤中心です。白や泡はおあいそ
程度でした。

そして、優雅に赤ワインを飲みながら中華を食べる香港人の姿をよく見かけました。
中国本土からとおぼしき旅行客やビジネス客はまだワインまでは到達していないようで、ビールや白酒で乾杯! 何度も席を立っては乾杯するんですよね。



■ワインショップもちらほら



ペニンシュラホテルのまわりには、ワインショップがちらほらありました。そこには入らなかったんですが、写真は、ミラマーショッピングセンターの地下にあった、Ponti Wine Cellarsのお
店です。

http://www.pontiwinecellars.com.hk/index.php




このお店は若者向けのビル内なのでカジュアルですが、他にも立派なセラーという名にふさわしいお店を持っている正統派のようです。

品揃えも非常に優等生タイプで、有名どころのボルドーや、ブルゴーニュの定評のある生産者のものを品揃えしていました。
販売価格は日本とほぼ同じです。



■自宅にセラーを持つお金持ちのご用達?



同店のサイトを見ると、すっごくしっかりしているし、セラーも大きいし、日本にはここまでの店はないなあと思いました。

香港の富豪は自宅にセラーを持っている人も多いので、そういう優良顧客をつかまえているのでしょうね。

うらやましい限りです。


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週刊文春の表紙がフランスワイン地図だ

カテゴリー:その他

2011-11-17

写真


なーんか見慣れた地図だわ~。と思ってじっくり見たら、今発売中の週刊文春の表紙がフランスのワイン地図だったのです。

へーこんなもんでも表紙になるんやねえ。

作者の和田誠さんはとくにワイン通というわけでもないようで、やっぱりボジョレー・ヌーボという季節の話題に触発されてこの絵を描かれたとか。。

しっかし、こんなの、まずフランスの地図と分かる人は1割もいないだろうし、和田さんは絵として面白いと思われたらしいけど、フランスにもワインにも興味のない人が見たら、どう感じるのでしょう? 聞いてみたい気がします。


宣伝になるから、表紙の写真は無断で掲載しました。悪しからず!


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堅いことは言いたくないが、料理とワインが合わない!

カテゴリー:料理とワイン

2011-11-09

写真


■マリアージュなんてあまり気にする方ではなかった私

「ワインと料理のマリアージュ」とかしたり顔で述べる気持ちはさらさらなく、日頃家で飲むワインは、家庭料理に合うもの、具体的には、白ならドライなもの、赤ならミディアムボディで十
分、泡モノは何でもOKみたいな感じで、事なきを得ていました。
つまり、それほどマリアージュを気にしなくても、料理もワインも美味しくいただけるというのがあたりまえの生活をしていました。
例外としては、経験のある方も多いと思いますが、お正月に数の子でワインを飲むと最悪というのは強烈に記憶に残っています。

■昨日飲んだリースリングと和食の相性が最悪

そんな調子で昨日も母親が作った和食に白ワインと思って、PIKESのリースリングを開けました。
料理は、いさきの煮付け、焼きなす、味噌汁、豚の角煮でした。

まず、先にワインだけ飲んで、エキスが濃くていい感じのリースリングだと思い、次に料理を口にすると、豚の角煮以外は料理の味が薄く感じます。それだけでなく我が家自慢の味噌汁が不味く感じるのです。えー? 何これ? という感じで再びワインに戻ると、ワインは美味しいのです。
でまた、料理に戻ると、料理はダメ。

冷静に考えると、料理に対してワインが強すぎたということになるんですが、たしかにそこそこしっかりした白ワインではあるものの、そこまでのパワーがあったのでしょうか?

常日頃こういう経験があまりないだけに、またひとつテーマを見つけてしまったという感じです。今後、和食とリースリングを意識しながら飲んでみたいと思いました。


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ワインを使った料理も奥が深い

カテゴリー:ワインと料理

2011-11-06

写真


■隠し味に使うなら何でもいいが、メインで使うなら飲んでおいしいワインでないとダメ?



今回、イマイチだったワインで、牛すね肉の赤ワイン煮込み(写真)を作りました。このワインの私の評価は5点。でもまあ5点だから料理なら十分だろうと思ってたのですが、そうでもなかったですね。

使ったワインの量は500ml程度で、牛すね肉は阪急オアシスで塊でわけてもらった和牛の300g分です。ソース用の野菜はたまねぎとニンジン。セロリがなかったので、スパイスのセロリーシードを使用しました。

煮込む時にはキューブブイヨンと塩コショウ、多少のスパイスを使用し、トマトジュース200gも入れました。

このレベルでは酸味が勝っていて、味に丸みが足りないので、カシスジャムを足して味を調整する必要がありました。


ワインが美味しくなかったとき「料理にでも使うしかないな」なんて思うのですが、料理に使うのも結構難しいものですね。



■タンニンはすごさは初体験



塩コショウした牛肉を赤ワインに漬けて1日置いたのですが、密閉容器の蓋を開けた時、びっくりしました。

こんなに肉がタンニンで真っ黒になった経験は初めてです。今までもっと安ものの?ワインでしか作ったことがないので、こんなに真っ黒にはなったことがありません。

その色を見て、ちょっと期待したのですが、色だけだったみたい。



■甘みのためにはもっと玉ねぎを使うべきだった?



今思えば、もっとソースに使う玉ねぎの量を増やし、よく炒めて使えば甘みが補えたかと・・・。やはり生半可では美味しい料理は作れませんね。

使用するワインの味をみて、料理の作り方を変えられるようになったら一人前ですね。


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ブレンド VS シンプル&ピュア

カテゴリー:ワインの成り立ち

2011-10-28


加工される食べ物・飲み物には、常にこの「ブレンド VS シンプル&ピュア」という美味しさの追求方法の2方向が存在しますね。ワインももちろんそうです。



■ブレンドのメリット



何種類かを混ぜると、味も香りも複雑になり、人の感覚はそれを深みとか奥行きと感じます。例えば1種類のぶどう品種では酸味が足りないとか、甘みが足りないとか、欠けているものがあるの
で、異なる性格を持つ品種を混ぜ合わすことで、欠点を補い合うのですね。悪く言えば混ぜてごまかすということなんですが、良く言えばブレンドの妙と言えるでしょう。

木の樽で熟成させるのも、樽の香りや木のエキスが混じることで、複雑さを増すことができるという意味で、ブレンドに似た働きがあると言えます。

ボルドーの有名銘柄は、複数のぶどう品種で造った原酒を最終的に混ぜて完成するので、ブレンドタイプの代表です。



■シンプル&ピュアのメリット



単一のぶどう品種で、しかも樽熟成を行わない(場合によっては畑も1カ所に限定)のが、究極のシンプル&ピュアな造り方ということになります。ぶどう本来の美味しさをそのまま引き出した
ワインということですよね。

しかし、単一のぶどうから最終的にバランスのいいワインを造り出そうとすると、ぶどうの栽培がものすごく重要になってきます。良い土壌、気象条件、土地の手入れや施肥、木の樹齢や剪定、そして適切なタイミングでの収穫。

シンプル&ピュアは、飲む側にとってはぶどう本来の美味しさを楽しめるというメリットがあるものの、造る側にとっては大変な苦労だということになります。

ブルゴーニュはピノ・ノワール100%など単一品種のワインが多いですが、樽熟成はやっているものが多いので、完璧なシンプル&ピュアではありませんが、ボルドーに比べるとシンプルだと言え
ます。



■おそらく現代の食に合うシンプル&ピュアワイン



食品の輸送・保存技術が発達した現代の料理は、素材そのものの美味しさをシンプルに楽しめるものになっています。日本料理などは元々がシンプルですし・・・。

そんな現代の料理には、あまり複雑で強い味のワインは必要ないんじゃないかというのが、私の思うところです。

伝統的で良いものも素晴らしいとは思いますが、どんなものも時代の変化に合わせて変わるものです。

1855年の格付けなんて、100年以上も昔の話ですから、もうそろそろそんなものに引きずられるのはやめてもいいのではないでしょうか?


タイトルINDEX



2011-12-08
国際都市香港はワインも豊富だった


2011-11-17
週刊文春の表紙がフランスワイン地図だ


2011-11-09
堅いことは言いたくないが、料理とワインが合わない!


2011-11-06
ワインを使った料理も奥が深い


2011-10-28
ブレンド VS シンプル&ピュア


2011-10-19
日本のワインは日本の縮図かも知れない


2011-10-13
5大シャトーくらいは登録しとこう!


2011-10-11
酸化防止剤無添加表示の流行とマスプロダクツ


2011-10-01
「びっくりするようなワインはありますか?」


2011-09-19
丹波ワインのワイナリーへ行ってきました



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