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管理人コラム

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タブレット片手にワインを買いに行くの巻

カテゴリー:本・テレビ

2017-06-08

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この前ご紹介したdマガジンをタブレットで見ながら車内で過ごしました。今日はワイン王国の最新号で、シャンパーニュ特集です。

電車を降りて、百貨店の食品売り場を歩いている時、ふとさっき見たシャンパーニュが売ってたら買おうと思いつきました。シャンパーニュが並んでいる場所で見ていたら、お店の人から声をかけられたので、えーっと、さっき見た・・・と言って鞄の中からタブレットを取り出し、ページをめくって「コレです」とお見せしたわけです。

・・・実に明快だ。これならお店の人もすぐに探せるじゃん!!・・・(これは私の心のつぶやき)
よくドラッグストアで外国人の方がスマホ片手に商品を探しているのと同じです。案内所でスマホを見せて「ここへ行きたい」と意志表示している人もいますよね。

私が興味を持ったのはサヴァール・ルーヴェルチュールで、かなり個性的と書いてあったし値段もそれほど高くないものです。

スタッフの方は探してくれましたが、残念ながら入っていませんでした。その方曰く、そこ(ワイン王国)に載っている他の商品ならありますが・・・とのことですが、載ってたら何でもいいというものではないし、第一、1本15000円以上するような商品が沢山載っているのです。3万円台のも、もっとするのも載っている。

シャンパーニュというだけでプレミアム価格であることが、シャンパーニュ最大の問題? 明石の鯛や関サバみたいなもんだから仕方がないのでしょうね。

もちろん世の中にはお金持ちもいらっしゃるので、1本ン万円にもニーズはあるのでしょうが、この雑誌に掲載されているものは少し高いものに偏り過ぎのような気がします。2つ前の号はバローロ、バルバレスコ特集ですが、それでもン万円のがいっぱい。さぞや美味しいのだと思いますが本当に値段にふさわしい美味しさかどうか??

実際レストランで食事していても、となりのテーブルでそんなに高価なワインを飲んでいるのに出会う事はめったにないし、高価なワインを沢山掲載することに意味があるのでしょうか?

とか思いつつ、不通に買えば1600円もする雑誌だけでなく、こんなに沢山の雑誌を月400円で読ませてもらってもいいのかしら? いつまで続くかしら? と思いつつ、タブレットライフをしている今日この頃です。


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めっちゃこぼれ話「ワインのコルクの使い道」

カテゴリー:その他

2017-05-15

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同窓会で声楽家の同窓生とワインの話になった。彼女は某大学の先生なので、当然学生に発声の指導などをしているわけだが・・・。

彼女曰く、ワインのコルクは発声の練習ツールにピッタリなのとのこと。口にコルクを咥えて発声練習をすると、ちょうど適度に口を開き続けられるんだって。

実はボイストレーニング用の器具が結構お高い値段で売られているのだそうで、そんなものを買わなくてもコルクで十分とのこと。

彼女はその日抜いたコルクを学生のために持ち帰りました。


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日本人はロゼを見直すべきだ

カテゴリー:ワインと料理

2017-05-12

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母の日に合わせてまたロゼワインを前面に売ろうとする姿を見かける。

売っている人にロゼについて聞いても、あまり聞くべき答えが返ってこないので、最近はいくらかロゼを意識して飲んでいる。その結果今の所「日本の料理とロゼはとても合う」と思える。

以前、すき焼きにロゼが合うと書いたことがある。肉=赤という方程式を思い浮かべる人は多いと思う。すき焼きに赤も合うのだけれど、それは、甘くて脂っこいすき焼きに、パワーがある赤で、強いもの同志をあてるという考え方だろう。ところが、甘い味というのは西洋の料理には少なく、同じ肉料理でも、すき焼きはちょっと違うのだ。

ロゼは、すき焼きの甘くてこってりをさらっと洗い流してくれて、新たな気分で次なるお肉を味わうことができるところがいい。ロゼの中に僅かに存在する赤的な要素、それは微量のタンニンなどだと思われるが、それが口をさっぱりさせるのに寄与しているのではないかと推察する。

ところで、すき焼き以外の日本料理、例えば刺身とか煮物、和え物などにもロゼは意外と合うのだ。私的には、ロゼで和食を食べると最も食が進む気がするし、料理の味も活きる気がする。赤だとどうしてもワインが主張してしまうし、辛口白でエキスの濃いものは料理に対して強すぎるし、やや軽い辛口白はいいけれど、どことなく飲食全体が痩せた感じを受けてしまう。その点ロゼは、料理を引き立ててくれる気がする。

例えば刺身は、案外脂が乗っている。逆に脂を流してしまった「洗い」の場合は酢味噌などで甘味や旨味を補って食べることが多い。なのでロゼにはこれらを洗い流す効果がある気がする。キーワードは甘味や旨味なのかもしれない。

ロゼでも2000円以上もするブランドがあるけれど、日常に飲むなら1200円前後のものでいいと思う。


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青ピーマンの香

カテゴリー:その他

2017-04-25

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昨日飲んだRosso dei Notriという赤ワインは、まず慎重に飲む前にその香り(アロマ)を聞いてみた。

うーん、これって青ピーマン? そう、例えるなら、自分が認知している限りでは青ピーマンというのが最もピンと来る形容だ。

「ワインを楽しむ58のアロマガイド」の“青ピーマン”のところを見ると、青ピーマンという表現は、黒ぶどうのカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンの香りの特徴となっているという。

ちなみにこのRosso dei Notriはサンジョヴェーゼ主体で、カベルネ・ソーヴィニヨンは20%のようだ。

実際このワインのファーストアタックの香りは、<美味しい赤ワイン>を連想させるものだ。おそらくそれは、今までに飲んだ美味しい赤ワインで経験があったからだと思う。


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「ワインを楽しむ58のアロマガイド」

カテゴリー:本・テレビ

2017-04-13

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直木賞と本屋大賞をダブル受賞した「蜂蜜と遠雷」を買うために、久しぶりに本屋へ足を運び、そのついでに買ったのが表題の本です。ミカエル・モワッセフ、ピエール・カザマヨール著、松永りえ訳。

アロマを言葉で表現するのが、私の最も苦手とする分野であることは、このコラムで何度か書いたことがあります。というのも、柑橘系とかリンゴといったフルーツ系の香りは、日常よく遭遇する香りで分かりやすいのですぐに表現できるのですが、花の香りとなると、日本人、それも都市生活をしている日本人にとって身近な花の香りといえば、庭や街路樹として生えているキンモクセイや沈丁花、生け花などで接触する機会のあるバラくらいなものです。我が家には幸い庭があり、現在はフリージアが香りを発散しており、他に柊なども強い香りを放ちます。スミレも勝手に生えてきますが、スミレの香りを感じた事はありません(以前、スミレのエッセンシャルオイルをわざわざ買った話を書きましたね)。スズランもいい香りがしますネ。でもここに出てきた植物のうちスミレ以外はあまりワインのアロマの表現に使われることがないようです。

チョコレート、タバコ、松脂といった表現は分からない事もないのですが、それって樽によるところが大きいのではないかと思うと、そうした表現を使う気になれないのです。

表題の本は、専門的かつかなり科学的に書かれているところが気に入りました。

この本からの発見などは、おいおい書いていくとして、58のアロマのうち1番に出てきたアカシアのところで初っ端から挫折してしまいました。実は数年前の6月初旬、私は車で長野県を走りました。その頃はアカシアの花盛りで、高速道路を1時間くらい走っている間中ずっとアカシアが咲いているのが見えていました。ところが残念なことにアカシアの香りを実感せずに帰ってきてしまったのです。なので私はアカシアっぽい香りを放つワインに遭遇しても、それをアカシアと表現できません。

とにかくワインの香りだけで1冊の本というのを私は初めて手にしたので、とてもワクワクしています。


タイトルINDEX



2017-06-08
タブレット片手にワインを買いに行くの巻


2017-05-15
めっちゃこぼれ話「ワインのコルクの使い道」


2017-05-12
日本人はロゼを見直すべきだ


2017-04-25
青ピーマンの香


2017-04-13
「ワインを楽しむ58のアロマガイド」


2017-04-11
これがカリフォルニアスタイル?


2017-04-06
ヤマザキを目指す外国人たち


2017-04-05
まだ、こんなことがあったのか


2017-03-30
一見豊かなようでその実、失われる多様性


2017-03-21
糖度計を買ってみた



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